「喧しい」って読めますか?「けんしい」じゃなくて、絶対知ってるあの言葉
よく知っているおなじみの日本語なのに、漢字表記になると急に読めなくなってしまうことがありますよね。たとえば、陶芸でおなじみの「轆轤」や、どのご家庭にもある「焜炉」、子どもに人気の「鞦韆」など。
そんな「知っているのに読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちら!
「喧しい」。
こちらももちろん「けんしい」ではなくて、あるおなじみの日本語です。いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、まずは言葉の意味から見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「喧しい」の意味は次のとおりです。
1 声や物音などが騒がしい。うるさく、不快である。
2 いろいろの人が話題にして騒がしい。また、評判が高い。
3 こまごまとしていて、めんどうくさい。また、小言が多くてわずらわしい。
4 きびしい。
5 好みなどが気むずかしい。
たくさんの意味を持っていますね。どの意味も日常的に使われていますが、一番よく聞くのは1の意味でしょうか。「工事現場の音が喧しい」とか「隣の部屋が喧しい」とか、とにかく「騒がしい、うるさい!」というときに使われることが多いです。
ちなみにひらがなで書くと「○○○しい」の5文字。なんとなくピンと来たでしょうか? では、この辺りで正解を見てみましょう♪
■正解は、こちら!
正解は「やかましい」でした!(「かまびすしい」「かしましい」とも読みます。)
喧という漢字は「喧騒」「喧嘩」など「けん」と音読みすることが多いですが、訓読みもぜひ覚えてみてくださいね。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新しています。明日のクイズもお楽しみに♪(豊島オリカ)