「郭公」なんて読む?わりとよく聞く、あの生き物の名前です
普段ひらがなやカタカナで見かける生き物の名前って、漢字表記になると急に読めなくなってしまいますよね。たとえば、誰もが知っている「石竜子」「隈魚」や、水族館のアイドル「海獺」など。
そんな「知っているのに読めない」生き物の名前シリーズから、本日チャンジしていただくお題はこちら!
「郭公」。この漢字、わりと見かける機会が多いけど読めない、という方も多いのではないでしょうか? なんと読むのか、ヒントをもとに推測してみてくださいね♪
◆ヒント1 鳥の仲間
生き物と言ってもいろいろですが、「郭公」は鳥の仲間です。デジタル大辞泉(小学館)によれば、「全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに分布。日本には夏鳥として渡来し、高原などでみられる」という特徴を持っています。
◆ヒント2 名前の由来は鳴き声
「郭公」の読み方は、ひらがなで書くと「○っ○○」の4文字。名前の由来となったのは、オス鳥の鳴き声であると言われています。
◆ヒント3 育児方法がユニーク!?
鳥の育児といえば、ツバメのように「親鳥がひなに甲斐甲斐しくエサを運ぶ」というイメージがありますが、郭公は自分では巣を造りません。モズやホオジロといった他の鳥の巣に卵を産み付けてひなを育てさせる……という、一風変わった性質を持った鳥です。
「分かった!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ではこの辺りで正解を見てみましょう♪
■正解は、こちら!
「郭公」の読み方、正解は「かっこう」でした(「ほととぎす」と読むこともあります)。映画『カッコーの巣の上で』のタイトルや、宮沢賢治の小説『セロ弾きのゴーシュ』にも出てくる鳥として有名ですね。ちなみに「閑古鳥(かんこどり)」も郭公のことを指す言葉なんですよ♪
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