ソバージュという言葉は、「野生的な」という意味のフランス語から来ているそう。もともとは80年代のバブル期に流行った細かいウェーブでふわふわ軽やかなヘアスタイルを指しますが、今は「ネオソバージュ」として緩やかなウェーブヘアとして密かに注目され、ショートやミディアムヘアにもおすすめ。今っぽく取り入れやすいソバージュヘアをご紹介します。
センターパートのネオソバージュショートボブ
無造作な外ハネでおしゃれ感もアップ!
襟足ギリギリでカットしたワンレンボブがベース。波巻きとウェットな質感が、クールな色っぽさを引き立てます。かわいいだけじゃなく、おしゃれさやあざとさを狙えるスタイル。程よいカジュアルさとモードさが、絶妙なバランスです。
【スタイリングHow to】
①根元をしっかりこすって乾かし、フワッと立ち上がりやすくしておきます。
②26mmのアイロンで、毛先は外ハネ、表面は波ウェーブに巻きます。顔周りは外への動きをつけて。
③オイルとワックスを1:1で混ぜ、毛先からもみ込むようになじませて完成。
ミデイアムヘアのナチュラルなソバージュ
ウェッティ感が今どき!ひし形シルエットで小顔見せ♡
くびれシルエットとルーズな巻きで、アンニュイなエモさをブレンド。顔周りを外ハネにすると、きちんとした、クールな印象に。レイヤースタイルながら毛先を重めに残しているため、ツヤが損なわれず、パサつきやすい人でも◎。
【スタイリングHow to】
①ベースの毛先は外巻き、トップの短い毛束は内巻きのワンカールに。
②顔周りは後ろに流れるように外ハネに巻きます。
③全体にオイルを塗布。顔周りやもみあげは特に丁寧になじませると、今っぽい束感に。
ロングヘアのおしゃれなネオソバージュ
耳下からウェーブさせてナチュラルに
硬い髪質をしなやかに見せたいときにもおすすめな、弾力のあるパーマスタイル。顔周りを大きくリバース巻き(後ろ方向への巻き)にしているから、くびれが際立ち華やかな雰囲気にも! 硬い髪質でも柔らかく見えるウェーブは、コールドパーマがおすすめ。リッジが強めのウェーブだから、サッと束ねただけでおしゃれに変身できます。
【スタイリングHow to】
毛先を濡らしてムースをもみ込むだけ。軽くブラッシングしてほぐします。
前髪なし×ロングヘアの大人かわいい雰囲気が魅力
くびれシルエットと、巻いたあとに冷風でくずしシアバターで仕上げたほつれウェーブで、おしゃれな印象に。大きくゆるく動くウェーブが旬。大人っぽく、カッコいい女性に憧れる人はぜひ試してみて!
【スタイリングHow to】
①分け目がつかないように、トップの根元をこすりながら乾かします。
②32mmのアイロンは180℃に温め、顔周りはチークラインからリバース(後ろ)巻きに。全体はミックスで巻き、最後にドライヤーの冷風を当てて崩します。
③シアバターを手のひらによく広げ、毛先からもみ込むようになじませて。
うねりを生かして今っぽいソバージュを作るヘアアレンジ
前髪も全体もうねるようなウェーブにしたアレンジは、土臭さとモード感がミックスされたよう。ゆったりとラフな着こなしとも相性抜群! ここでは前髪のスタイリングテクをご紹介!
【前髪のスタイリングHow to】
①全体をゆるく波巻きにしてから、前髪はざっくりとセンターで分けます。19mmのアイロンを縦に使って、分け目部分の根元を立ち上げながら縦巻きに。しっかり熱を加えてクセがつくように。
②毛先は外に巻いてから、アイロンを外に向けて引き抜いて外ハネの毛流れを作ります。毛先も巻き込み、よーくクセをつけて。
③巻いた根元にボリュームの出るミストを吹き付けてからドライヤーで乾かし、立ち上がりグセをしっかり固定させます。ドライヤーの風は下から当てるのがポイント。キープスプレーよりパリパリせず、自然に仕上がります。
④指先にほんの少しバームを取り、毛先のうねりを活かしながら束感を作ります。つけすぎるとヘタるので、バームの量には注意して。
ネオソバージュにおすすめのスタイリング剤
ウェーブヘアの仕上げに!洗い流さないトリートしても
洗い流さないトリートメントでもあり、スタイリング剤としても使用できる一品。べたつかず、さらっとしたつけ心地。髪にたっぷりとうるおいを与えてくれるので、髪をいたわりながらスタイリング剤としての役割も果たします。髪が傷んでいる人にもおすすめ。
N.のポリッシュオイルはウエットなソバージュスタイルにもぴったり
大人気のスタイリングオイル。「まったりするけどベタつかない。乾いていかないから質感が長続きします」とプロも絶賛!
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