巻き方を変えて周りとちょっと差をつける。菜波の“流す”前髪アレンジ

うねりを効かせた毛流れでレトロモードな雰囲気に

アップにしても、下ろしても、流してもOKなちょい長めの前髪って、めちゃくちゃ使い勝手がいいんです。名付けて、「オールマイティバング」。

毛量の多さが悩みの菜波は、前髪を薄くして全体のシルエットをコントロール。前髪の両端をやや長めにしてこめかみを隠し、逆三角形の顔型を上手にカバーしています。

センターで分けて、左右にうねるような毛流れにすれば、いつもとはちょっと違う流し前髪に。全体の髪は波巻きにして、クラシカルなイメージにしてみましょう。

 

【HOW TO】

①根元を立たせるように巻く

全体をゆるく波巻きにしてから、前髪はざっくりとセンターで分ける。19mmのアイロンを縦に使って、分け目部分の根元を立ち上げながら縦巻きにする。しっかり熱を加えてクセがつくように。

 

②毛先は外巻きに

毛先は外に巻いてから、アイロンを外に向けて引き抜いて外ハネの毛流れを作る。毛先も巻き込み、よーくクセをつけて。

 

③根元にミストをつけてキープ

巻いた根元にボリュームの出るミストを吹き付けてからドライヤーで乾かし、立ち上がりグセをしっかり固定させる。ドライヤーの風は下から当てるのがポイント。キープスプレーよりパリパリせず、自然に仕上がる。

 

④毛先はバームで束感に

指先にほんの少しバームを取り、毛先のうねりを活かしながら束感を作る。つけすぎるとヘタるので、バームの量には注意して。

 

完成!

全体も前髪も、うねるようなウェーブにしたアレンジは、土臭さとモード感がミックスされたよう。ゆったりとラフな着こなしを合わせ、リラックス感を加えるとちょうどいい!

 

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CanCam12月号「全方位使える『オールマイティバング』」より

撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE) ヘア&メイク/川嵜 瞳(PEACE MONKEY/菜波分) スタイリスト/たなべさおり モデル/菜波(本誌専属) 構成/斉藤裕子