身近にあるおなじみのモノの名前も、漢字表記になると「何のこと?」と、知らないもののように思えることがあります。たとえば水族館の人気者である「人鳥」や、ペットとしておなじみの「倉鼠」、ネバネバが美味しい食材「陸蓮根」など。
そんな意外な意味を持つ漢字シリーズ、本日のお題はこちらです。
「金剛石」。
この日本語、読み方はそのまま「こんごうせき」なのですが、じつは私たちがよく知っているおなじみのモノを表しています。いったい何を表す言葉なのか、分かりますか?
◆ヒント1 宝石
「金剛石」という漢字の並びからは、なんとなくゴツそうな石が思い浮かびますが…実際のこちらは、石は石でも繊細な輝きを持つ宝石として有名なモノです。
◆ヒント2 とても硬い
金剛石の硬度は最高度。とても硬くて他の石や金属を削ることができるため、工業用の研磨剤や切削工具にも使われています。
◆ヒント3 婚約指輪
鉱物の中で最も硬く傷つきにくいことから、「愛が永遠に続くように」との願いを込めて、婚約指輪に使われることも一般的です。
さて。金剛石が何なのか、そろそろピンと来ましたか? では正解を見てみましょう♪
■正解は、こちら!
「金剛石」の正体、正解は「ダイヤモンド」でした。
金剛という日本語は「金属の中で最もかたいもの」「きわめて強固で破れないもの」という意味を持つ言葉で、もともとは仏教用語として使われていました。奈良・東大寺の金剛力士像が有名ですが、あの像は「ダイヤモンドのように硬くて壊れにくい」という力強い名前を持っていたんですね。
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(豊島オリカ)
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