自宅でのリモートワークで集中するためやるべきこと
最近「リモートワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。新型ウイルスの影響で取り入れた会社も多いですが、将来的には家で仕事をするのが普通になるかもしれませんよね。
ただ、いつもリラックスしている自宅で仕事をするのって、意外と難しいものです。「なぜか集中できない」「仕事が全然進まない!」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
今回は、リモートワークにまつわる「あるある」な悩みを3つご紹介。オフィスワークも在宅ワークも経験済みの「おうちワーカー歴4年目」のライターが、解決法を共有します♪
■リモートワークに多い3つの悩み。仕事に集中するコツは?
悩み1「やる気が出ない、仕事を始める気になれない」
オフィスではバリバリ仕事ができるのに、家ではどうしても作業を始める気になれない……。そんな人も多いハズ。
「始める気が出ない、やる気が出ない」というときは、いったん「仕事を始める」という言葉のハードルをめいっぱい下げてみてください。
たとえば、
パソコンで作業する→「パソコンを起動する」
難しい資料を読む→「とりあえず、最初の1文だけ読む」
企画書を作る→「企画書のテンプレートをコピーして、ファイル名をつける」
2000文字の文章を書く→「とにかく1文字書いてみる」
こんなふうに、自分が絶対にできるレベルまでハードルを下げましょう。
仕事って、始める瞬間が一番きついものです。どんなに小さなアクションでも、動き始めてしまえばこっちのもの。「せっかくだからもう少し先まで進めようかな」と、そのまま作業を続けられる可能性が高くなります。
★「やる気が出ないとき」のコツはこちらもチェック→ これで東大現役合格!美人過ぎる東大生、谷山響さんの「集中力」を高めるワザ
悩み2「集中できない、はかどらない」
家には上司や同僚の目がないため、気が散りやすいのがデメリットです。朝はやる気満々だったのに、思ったように集中できず「今日は駄目だ〜!」と投げ出したくなる日もあるでしょう。
私にも、しょっちゅうあります。むしろ1日通して集中できる日の方が少ないくらいです。
集中できずに嫌になってしまう。そんなときは無理に続けるより、むしろいったん休憩して気分転換してみましょう。
30分〜1時間ごとに5〜10分の短いリフレッシュ休憩を挟み、できれば少し体を動かしてみてください。
とくにデスクワークをする場合、1時間に1回はストレッチやスクワットなどをして筋肉を刺激しましょう。脳の血行が良くなって、やる気や集中力が湧いてきます。
ちなみに「休憩中タイマーをかけないと無限にダラダラしてしまう!」という場合は、キッチンタイマーを活用するのがおすすめです。
私もダラダラの誘惑に負けがちなので、100均でキッチンタイマーを2つ買ってきて、「作業用(25分)」「休憩用(5分)」に分けてセットし、交互に鳴らしています。
スマホのアラームでも同じことはできるのですが、アラームを止めるときや鳴らすついでに……と長時間スマホを眺めてしまうリスクがあります。仕事専用のタイマーを用意した方が楽ちんです♪
それでも頭がぼんやりするときは、15分くらいの短い仮眠をとるのがおすすめ。驚くほどスッキリします!
仮眠の際はベッドではなく机に突っ伏すのがおすすめ。そしてタイマーをセットするのをお忘れなく。
起きたときに「もう少し寝たい」という誘惑にかられたら、冷たい水で手や顔を洗うと、スッキリ目が覚めます。
悩み3「誘惑が多くて、だらけそう……」
人の目がないということは、「サボろう」と思えばいくらでもサボれるということでもあります。それで仕事に支障がなければ良いのですが、たいていの場合、自分がサボったツケは未来の自分が払うことになりますよね……。
この「だらけたい、サボりたい」という欲求を跳ね飛ばすために、私がおすすめしたいのは、モチベーションを保てる何かを準備しておくことです。
たとえば私は、「サボりたい」と思ったときには、自分の仕事に対して以前いただいた、嬉しいメッセージを読み返します。編集部からの嬉しい言葉や読者からのご感想など、内容はさまざまですが、読む度に元気が湧いて「だらけている場合じゃないぞ」という気持ちになります。
もしくは、「この趣味のために働いている」と思えるものの写真を眺めて、「よし、頑張るぞ」と気合を入れ直すこともあります。
人によっては、任された仕事のスケジュールを見返すことで「この日までに終わらせなければ」と奮起できることもあるでしょう。
そんなふうに、いろいろな角度から「自分は何のために今、この作業をしているのか」を見つめ直すと、「だらけたい、サボりたい」という気持ちを乗り越えやすくなります。
リモートワークでは人と会話ができない分、自分のモチベーションを自分で保つ工夫を意識していきましょう。
■リモートワークで「やらない」よう意識すること3つ
「こういうときはこうしましょう」というコツを解説してきましたが、反対にリモートワークで「やらない」ように意識したほうが良いこともあります。
個人によってもさまざまですが、私が家での作業中に「やらない」を意識しているのは、次の3つです。
【「やらない」よう意識していること】
1.SNSチェック
2.作業の目移り
3.徹夜
TwitterやインスタなどのSNSチェックは、始めるとつい夢中になって何時間も続けてしまうため、作業中には「やらない」を意識しています。
また、あれもこれもと目移りしやすい家仕事では、作業は常に「目の前のことをひとつだけ」と決めた方が集中が崩れません。
そして、最優先しているのが「徹夜をしないこと」です。ただでさえ気が散りやすいリモートワーク、睡眠が足りない状態では、スマホや布団の誘惑にすぐ負けそうになって、つらいのです。
人によって「やらない」ようにすべき事柄は異なります。自分にとって「これは集中を乱してしまう」と気づいたら、作業中だけは離れられるよう、環境に工夫してみてください。
通勤の必要がないリモートワークには、便利なポイントもたくさんあります♪ メリットを最大限活かせるよう、上手に活用していきましょう。
(豊島オリカ)
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