なかなか好景気にならない日本。突然会社が倒産したり、リストラだってそう珍しいことではなく、せっかく入社した会社がダメになることだってある今。今年の新社会人にどう会社を選んだのか聞いてみました。
マクロミルが今年の新社会人200人に「会社選びのポイント」を調査。過去と比較すると、なんだか様子が変わってきたようです。
■就職先を選んだポイントは?
5位 「経営の安定性」
5位ではありますが、前年と比較して票数が最も増加したのが「経営の安定性」。せっかく入社した会社が、あっという間に倒産にでもなったら就職活動の努力が報われませんよね。そんな何が起こるか分からない今の時代を表しているよう。
4位 「社風、雰囲気」
ずっと仕事を続けていくつもりなら、「社風、雰囲気」は結構大切ですよね。仕事内容が充実してても、合わない社風で毎日過ごすのは苦痛です。
3位 「勤務地、立地」
こちらは去年も一昨年も5位以下のポイントだったのですが、3位にランクアップ。新社会人は実家暮らしの人も多く、家から近い会社や、自分の好きな土地にある会社を選ぶよう。
2位 「業種」
こちら去年、一昨年ともに2位でしたが、今年は票数が若干減少。自分のしたい業種にこだわりを持たなくなったということでしょうか。
1位 「仕事内容」
去年も一昨年も1位となった「仕事内容」。ですが、今年はその割合が低く、前年と比べると24%も減少していて、過去10年間で最低となりました。
いかがでしたか? ちなみに「給与」は10位で、選択枠では最下位。去年、一昨年は5位にランクインしていたのですが、どこの会社に入ってもそこまで期待ができないと言ったところでしょうか。明るい未来を信じて入社する新社会人。でも現実はシビアで、自分のしたい仕事というところだけで選べなくなっているのが現状のよう。賢い選択枠を持った新社会人の皆さんが、希望を持って働けることを祈ってしまいます。(あおいあん)
情報提供元:マクロミル
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