意外と読めない「太刀魚」の読み方、わかる?答えは、夏が旬のあの魚

意外と読めない「太刀魚」の読み方、わかる?


ひらがなで書けば絶対知っている言葉なのに、漢字で書かれると急にわからなくなってしまう。そんな日本語って世の中にたくさんありますよね。
たとえば、「若布」「俎板」「瑞典」「団扇」などは、一見難しそうに見えますが、ひらがなで書けば絶対に「ああ〜!」とリアクションしてしまうほど身近な言葉です。(読み方がわからない人は各リンク先をチェック♪)
さて、そんな「読めそうで意外と読めない日本語クイズ」。本日のお題は、こちらです。

 

太刀魚

「太刀魚」という日本語。あなたには読めますか?
ヒントは、漢字そのままの形をしたお魚です。「太刀」という漢字が読めればすぐにわかるはず。
日本では夏が旬で、細長〜くて平べったい独特の姿をしています。身は白っぽくふわふわしていて旨味があり、焼き魚やムニエルなどが人気です。

太刀魚です
こんな感じです。(c)Shutterstock.com

さあ、もう分かりましたか? では正解を見てみましょう!

 

太刀魚の読み方

「太刀魚」の読み方は、「たちうお」でした。
太刀魚は世界の暖かい海に分布する魚で、細長い体は全長約1.5メートルにも育ちます。
見た目が太刀(=刀)に似ていることが名前の語源と言われていますが、もうひとつの説では「海の中で頭を上にした直立の姿勢で泳いでいるため、その姿が立っているように見える」ことから「たちうお」と呼ばれるようになったとも言われています。
そして魚には珍しく、なんとウロコがありません!
銀色の体を覆っているのはウロコではなく「グアニン」という物質です。このグアニンは模造真珠の塗料として使われることもあるんですって。たしかに真珠の光り方とちょっと似てるかも。(出典:小学館デジタル大辞泉)

おいしいだけでなく、おもしろい特徴をたくさん持つ太刀魚。魚屋さんで見かけたら、そんなところにも注目してみてくださいね♪
(豊島オリカ)

 

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