意外と知らない!「いいこと尽くめ」って「ずくめorづくめ」…読み方どっちだっけ?

普段なんとなく使っている言葉だけど、意外と読み方を知らないものってありますよね。

今回取り上げたいのは「いいこと尽くめ」。

いいこと尽くめ

たとえば「靴下を履けばおしゃれで足もあっためられていいこと尽くめ」とか、要するに「いいことしかない!」といった意味で、何かと使う単語ではあります。
この「いいこと尽くめ」ですが、ひらがなで書くと「いいことづくめ」と「いいことずくめ」のどちらなのか、知っていますか?
どちらも発音は同じなので、余計に知らない方も多いのではないかと思います。
CanCam.jpのSNSで調査してみたところ、8割以上は「づくめ」だと回答。

さて、正しいのは……。

いいこと尽くめの答え

実は元々は「ずくめ」のほうなのです。
ただ、標準的な表記は「ずくめ」ではありますが、ところによっては「づくめ」も併記されているところもあるようです。

混乱するのは、たとえば「松茸尽くしのディナー」など「尽くし」と書く場合は「づくし」と表記すること。日本語って難しいですね。
このふたつの使い分けについては「ずくめ」が何から何までそればかり、「づくし」が、同じようなものをすべて並べあげる……と辞書では定義されています(やっぱり難しい)。
ざっくり言うと、「それしかない」=「ずくめ」、「同じようなものがたくさんある」=「づくし」で、「ずくめ」のほうがそればっかり感が強そうです。

意外と知らない日本語クイズ、あなたはわかりましたか? 次回以降もお楽しみに!(後藤香織)

 

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