「タピる」ってどんな時に使うか知っていますか? …正解はタピオカを飲む時や飲みたい時に使います。タピオカ戦国時代とも言われた昨年のJC・JK流行語大賞にもなりました。
流行語ってその時代を表す言葉でもありますよね! でも、使われなくなってしまった言葉は流行語から死語と呼ばれるように…。今回は世代別に流行していた言葉を調査してみました。
◆30代の方が女子高生のときに流行していた言葉
- 「チョベリバ・チョベリグ」(沖縄県・35歳)
「超Very Bad」と「超Very Good」の略で流行した言葉。「最悪」や「最高」を意味して使われていたそう。筆者からすると、チョベリグというより、最高と言う方が短くて使いやすい気がします(笑)
- 「アウトオブ眼中」(大分県・38歳)
これも日本語と英語を混ぜた言葉。「Out of 眼中」ということで「眼中にない」という意味で使われていました。先ほどのチョベリグに比べ、まだかすかに使われているように感じます。どちらもガングロと呼ばれた真っ黒に日焼けしたギャルが中心として使用していたそう。
◆40代の方が女子高生の時に流行した言葉
- 「ナウい」(大阪府・47歳)
ナウい…? 一見今の状態を表す「○○なう」と似ていますが、これは「今風の」という意味だそう。対義語の「ダサい」が今も生き残れた差は何なのでしょうか…。「ナウい」は”now”が語源で、「ダサい」は”だって埼玉だもん”が語源とか。埼玉県出身の筆者は「ダサい」をもう使いません!
◆50代の方が高校生の時に流行した言葉
- 「なめんなよ」(東京都・54歳)
「なめ猫」が流行っていた当時はセリフでもあった「なめんなよ」がよく使われていたそう。「馬鹿にするなよ」という意味で、流行ではありませんが元々の「なめる」は今でも健在です。
- 「ぶりっ子」(神奈川県・53歳)
「ぶりっ子」が流行語だったんだ…と思いますよね。意味はもちろん「かわいい子ぶった女性」ですが、当時ブームだった松田聖子さんがぶりっ子の元祖とも言われています。また「かわいい子ぶりっ子、ぶるぶるぶりっ子」というギャグがきっかけとなり流行ったそうです。
意外にも生活に根付いて、今でも普通に使用されている言葉も多くありました。一時期は流行したけど使われなくなってしまった「死語」。また使い始めれば流行になるかもしれませんね。 (齋藤有紗)
情報提供元/株式会社ワコール