あなたの彼氏はどう?ぐいぐいくる彼氏との付き合い方のコツ
自分のことを愛してくれるのはありがたいですが、それがあまりにも自分本位であったり、暑苦しいくらいに押してくる相手には疲れてしまいますよね。もう少しこちらの都合も考えてほしい……そんなあなたのために、ぐいぐいくる彼氏と付き合う上で気を付けるべきポイントをご紹介いたします。
ぐいぐいくる彼氏と付き合う上での注意点
■お互いの好き度合いを対等に
押しの強い恋人と付き合うと、初めはこんなに自分のことを好きになってくれる人はいない!と感動するかもしれません。しかし、それを放置しているとだんだんエスカレートしてきて、困ってしまうことに。心理学においては、お互いの好意のバランスを取ろうとする性質を好意の互恵性と言います。 相手があなたに対して愛情を注げば、それだけ何かをしてやったという気持ちになります。そのため、相手もあなたに対して同程度の愛情を求める結果に。適度な距離感で接していかないと、お互い息が詰まってしまうのです。
■独占欲は放置しないで早めに対処
愛するがゆえに恋人を独占したいと思うのは、ごく普通の心理です。しかし、独占欲が高じると、強引で無謀な行動が取られる傾向にあるのです。独占欲と暴力の関係をみる調査によると、パートナーは嫉妬深くてあなたが他の異性と話すことを好まない、パートナーはあなたが誰と一緒にいるかどこにいるかをいつも知りたがる、という問いにYesと答えた人の40%が、恋人から深刻な暴力を受けていたという結果でした。 嫉妬は愛情の深さを示すバロメーターのひとですが、行き過ぎた嫉妬はふたりの関係の破たんを招く場合も。なるべく早い段階で、独占欲に歯止めをかけておきましょう。
■人前でキスしたがる人は…
押しの強い恋人がパートナーだと、当然キスも激しいものになる可能性が高いと言えます。しかし、キスの仕方によっては、結婚後に困ったことになる可能性も。イギリスの心理学者ドロシー・マクリアン博士によると、激しいキスを求めてくるタイプは、結婚後に自己中心的になる可能性があるのです。特に、人前であってもキスを求めてくるような相手はかなり危険。一見すると情熱的なアクションかもしれませんが、実際はあなたを心から好きなのではなく、自分の欲求を満たすためだけのキスなのかも。見極めが肝心です。
■お互いに尊重し合えるカップルになるには
心理学者ジョン・ゴットマンと数学者ジェームズ・マレーは、カップルについて調査と研究を行い、ある結論を導き出しました。そこで彼らは、ネガティブの閾値を重要視しました。この閾値は、これ以上のことが起きたら怒ってしまう決定的なラインと考えれば良いでしょう。実は、関係が長続きするカップルはネガティブの閾値が低く、ちょっとしたことを我慢しないのです。なぜなら、小さな問題でもお互いに指摘し合えて解決できるからだと言えます。つまり、小さな不満を溜め込むと、結果的に破局してしまうのです。お互いに真に尊重し合える関係を築くには、我慢しないことが一番なのです。
ぐいぐいくる恋人と付き合う上で大切なのは、なされるがままにしないことだと言えます。自分の意思をしっかり伝えていかないと、どんどん相手のペースに流されてしまい、いずれは息が詰まってしまいます。適度な距離感を大切にしながら、お互いを尊重し合えるカップルを目指すことが、上手くやっていくための秘訣だと言えます。(脇田尚揮)