【あなたはどう?「元カレと友達になれない人」の特徴】
「別れたら二度と会いたくない」という人もいる反面、「別れてからのほうが関係が良好」という人もいて、恋人との別れは人によってかなり状況が違います。
そこで今回は、″元カレと友達になれない人の特徴″を心理的な傾向からチェックしていきましょう。あなたはいかがでしょうか?
■尽くすよりも尽くされる方が好き
心理学のある実験によると、尽くされる側よりも尽くす側の方が相手のことをどんどん好きになっていくという結果が出ています。
そのため、尽くすよりも尽くされる方が好きな性格の人は、別れた後も未練が少なく、別れた後に親しくなることは少ないと言えます。逆に、尽くす側は相手に未練が残りやすく、別れても友達でい続けたいと感じる傾向に。
■同じ辛さや苦しみを一緒に味わっていない
ストレスはなるべくなら体験したくないものですよね。でも、カップルにおいては、そんなストレスにも恋人を結びつけるというメリットがあります。
共通の敵やトラブルを持った恋人は、結びつきが非常に強くなるという研究結果があります。一方で、幸せしか体験したことのないカップルの結びつきは浅く、別れた後も頓着が薄い傾向にあるのです。そのため、別れた後も友達になるモチベーションが低いと言えます。
■自尊心が高すぎる傾向
心理学的に見ると、自尊感情が高い人は、承認欲求が強く心理的満足を求める傾向が強いと言えます。
そのため、それが満たされない場合には、満足を求めて他の異性へ目を向けやすくなるのです。場合によっては、浮気の恐れも……。
その結果、別れてしまった場合は、元恋人と仲良くすることは少ない傾向にあります。相手から心理的満足を得られないと言うことを、すでにわかっているからです。
■条件が満たされなくなると″即アウト″な人
人に対して存在を認める行為全般を、精神分析の流れをく汲む研究者・バーンの分析では「ストローク」と言います。このストロークに「お金持ちだから好き」「イケメンだから好き」という条件が加わると「条件付きストローク」になります。
逆に理由や条件を必要としないものを「無条件ストローク」と言います。そして、これら条件付きストロークを重視する人は、それら条件が満たされなくなる、あるいは他に満たしてくれる相手が現れると、別れを選択する傾向が高まります。そうして別れた場合は、その後相手に対して親しくすることはないと言えます。
別れた後も元カレと仲良くすることのメリットは、確かにあります。一度は付き合った仲なので、自分のことをよく理解していること、そして、深い相談ができることなどが挙げられるでしょう。
しかし、一定の期間を一緒に過ごしたからこそ見えてきた、自分と決定的に相容れないポイントというのもあると思います。無理に付き合いを続けることもありませんよ。(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。
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