お酒って、美味しいですよね。仕事のあとに体が求めるビール、冬の愉しみ熱燗。焼酎、ワイン、果実酒、ウイスキー、マッコリ、カクテル、などなど。世の中に多種多様なお酒がありますが、共通することは、美味しいからと言って飲みすぎると、女子にとって良くない事態が同時多発で起きることです。顔はむくみ、肌が荒れたりくすんだり、疲れがとれきれず寝坊したり……ええ、副作用(?)はたくさんあるものの、それでもやめられないのがお酒なんです。
さて、今回は週5回は飲酒して寝坊寸前という私が厳選した、飲みすぎた翌日も女子力をキープするテクニックをご紹介します。これでもう忘年会・新年会も怖くない!
【1】飲んだ翌朝は、まずは白湯で水分補給。
アルコールの利尿作用で体内の水分が排出され、とにかく水分不足。さて、そんなときには代謝アップやダイエット効果など、さまざまな良い効果があるとして話題になった白湯で水分補給。いったん沸騰させたお湯をぬるく冷ましたもので、カルキなどの不純物が飛び口当たりも柔らか。体内に水分を吸収させ、不要な毒素を洗い出し、血のめぐりを良くしてくれる効果があるとも。朝起きたらまず、やかんでお湯をわかすところから始めましょう。
【2】二日酔いなら重炭酸塩入り水を飲む。
白湯でも水分補給が追い付かないなら『ゲロルシュタイナー』など、重炭酸塩入り水を飲みましょう。普通の水だとそんなに量が飲めなくても、炭酸だとアラ不思議、ゴクゴク飲めてしまいますね。以前「スプライトは二日酔いに効く」という実験結果がネットユーザーの間で話題になりましたが、その研究の中に実は「炭酸水はスプライトの2倍効く」という記述があったとも。
【3】寝る前の目元押しで、翌朝むくみ知らず!
酔っ払って帰ってきたらシャワーを浴びてそのまま寝たいのもやまやまですが、翌朝の絶望的なむくみを防止するために数分時間をください! 寝る前に、上まぶたのくぼみに指を入れて押し上げ、下まぶたのくぼみに指を入れて押し下げるだけで、翌朝の目元が違います。
【4】それでもむくんでいたら、冷温タオル&血行促進マッサージ!
むくみを取るには血行促進が重要です。冷蔵庫に入れて冷やしたタオルで保冷剤を挟んだクールタオルと、濡らしてレンジで温めたホットタオルを交互に当てると重い目がスッキリ。または、クリームを塗って血行促進マッサージをし、濁った血液やリンパを流しましょう。
【5】肌荒れなのに無気力な日は朝のコットンパックで時短ケア。
アルコールがまだ体に残っているような気がしてだるい、無気力。だけど夜更かししたせいで肌は荒れている。消えたくなるようなそんな朝は、洗顔後に化粧水をつけたときのコットンを、乾燥や肌荒れが気になるところに貼り付けたまま、朝のメイクタイムまでの時間を過ごしましょう。コットンを取ったときには幾分潤った肌になっているはず。
【6】まぶたや目の下がくすんでいたら、コンシーラー重ね技。
飲酒をするとくすみが気になること多々。そんなときは青み系のくすみを打ち消して血色感を与えるオレンジコンシーラーに、肌の色をトーンアップさせるライトベージュのコンシーラーを重ねると、印象が明るくなります。ただし、つけすぎるとよれるのでご注意を。
すべて「そんな簡単なことでいいの?」とお思いかもしれませんが、効くんですこれが。まあ、当然飲みすぎないことが一番なのですが、飲みたい夜ってありますから。そんな日のために簡単テクを身につけて、美しく乗り切りましょう!(後藤香織)
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