冬はミカンがおいしい季節。ミカンの皮で動物やキャラクターを作る、「ミカンの皮アート」も楽しそうですね!
でもミカンの皮はお掃除にも使えるって知っていますか? 私は「住まいの洗剤」が目的別に増え続けるのが嫌いで、だいたい重曹とクエン酸に頼っているんですが、ミカンの皮もときどき参戦させています。
掃除用洗剤に、油汚れや手垢がガンガン落ちる「オレンジクリーナー」というのがありますが、今回はそれのマイルド版、手荒れにも優しい「オレンジクリーナーもどき(ミカンクリーナー?)」の作り方をご説明します。
■油汚れがサッパリする、オレンジクリーナーもどきの作り方■
(1)まずはミカンの皮をご用意ください。今回は小さめのミカンの皮3つ分です。
(2)後で濾してもいいのですが、面倒なのでお茶パック(100均で売ってます)に適当に入れます
(3)水(300ml)に入れて、火にかけます。沸騰したら弱火で20分程度コトコト煮ます。
水が黄色くなります。容量はちょっと減ります。
(4)冷めたらお好きなスプレーボトルに移します。
(5)完成です!
(6)1週間程度もつので、ガスコンロや電子レンジを使ったあとにサッとふいたり、油汚れがひどい食器を洗う前にふきかけたりと、せっせと使い切ります。本格的な大掃除には向きませんが、日々のちょっとした油汚れがサッパリ取れます。
フローリングの掃除&ツヤだしにも使えるようですが、うちはフローリングではないので試していません。
壁紙など、白いものには色がついてしまうので不向きです。
■おまけ■
さて、オレンジスプレーを作った後のミカンの皮ですが、捨てる前にひと働きしてもらいます!
袋に入れたままシンクをこすると、水垢やら油汚れで濁っていたシンクがすっきりきれいに。後はそのままゴミ箱行きです。
煮るのが面倒!という方は、ミカンの皮でそのまま食器やシンクをこすっても、もちろん効果ありです。掃除は本格的に汚れる前に、こまめに対処するほうが後が楽ちんなので、ミカンをよく食べる方はぜひお試しください。理科の実験みたいな感じで、楽しいですよ!(安念美和子)
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