乾燥撃退のコツ!冬のファンデーション後は「マッピング塗り」で粉っぽさ防止

聞き慣れない“マッピング塗り”とは、いったい何?

冬になるとメイクしたてにもかかわらず、粉っぽさを感じることがありますよね。この粉っぽさは、日中の乾燥でさらに粉が吹いたようになる……これが“乾燥崩れ”というもの。この粉っぽさを防ぐため、朝のメイクの時点で“のせる粉”の量を減らし、乾燥しやすい部分は1種類の粉しかのせない……これが「マッピング塗り」。

 

<“マッピング塗り”推奨ポイント>

●もともと粉には皮脂(うるおい)を吸収するという性質があるため、必要以上に重ねない!

●フェイスパウダー、チーク、ハイライトなどの粉を重ねていくと、乾燥崩れしたときに、お直しが大変!

●粉を重ねない分、コンシーラーやハイライトを使えば、ナチュラルでツヤのあるきちんとオフィス肌に!

……ふむふむ、たしかにその通り。メイクが完成したときに、ファンデーションの上にのっている粉が1種類。つまり、ファンデーション後の“仕上げのお粉”であるフェイスパウダーを、顔全体にはのせない。そんなことしてメイク崩れしないの?と思うかもしれませんが、これぞ、日中の肌を乾かさない新発想のベースメイクなのです。

 

乾燥撃退!冬、ファンデーションの後は“粉のマッピング塗り”が新常識

 

そして、ファンデーションの上に乗せる“お粉”は、次の通り。同じ部分に2種類のお粉を重ねないことが重要ポイント。

フェイスパウダー……塗る場所は【Tゾーン】【下まぶた全体】【頬の毛穴の気になる部分】【あご】

アイシャドウ……塗る場所は【上まぶた】

ハイライト……塗る場所は【眉間と鼻の根元から鼻頭に向かって1/2】

チーク……塗る場所は【頬骨の高い部分】

 

マッピング塗りの前には、下地→リキッドファンデーションを顔全体に塗って、しっかりなじませておくこと。マッピング塗りをすると、薄膜で艶やかなでありながら、メイクのきちんと感はしっかり残せる仕上がりに……!

なお、日中のメイク直しでは、パウダリー用のスポンジに携帯に便利なロールオンタイプのオイルを適量取って、皮脂崩れしている部分を潔く拭き取る。さらに乾燥崩れをおこしている部分(頬)などは指先にオイルを取って両手でなじませてから押さえるようにオイルをのせる。仕上げに、ブラシを使ってくるくる円を描きながらふんわりとパウダーを。

『Oggi』2月号で提案している“マッピング塗り”が、乾燥の脅威から肌を守って、1日中、艶のある肌をキープ。のっぺりメイク、テカテカメイクともこれでおさらば!(さとうのりこ)

 

Oggi2014年2月号表紙

(『Oggi』2014年2月号)

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