結婚して一緒に暮らし始めると、避けて通れないのが「お金の管理」。中でも、夫のお小遣いはいくらが妥当なのか、家計が厳しくなったときにどこから節約するのかは、どの家庭でも一度は悩むテーマですよね。

そこで今回は、株式会社エンファムが子育て家族200人を対象に実施したアンケートをもとに、夫のお小遣いのリアルな金額感や、家計が苦しいときのやりくり事情、さらに自由費の満足度を高める家計管理のヒントをひも解いていきます!
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夫のお小遣いはいくら?約4割の妻が「把握していない」
まず「夫のお小遣い(自由に使えるお金)は、毎月どのくらいですか?」と質問すると、もっとも多かった回答は「把握していない」(40.5%)。どうやら多くの家庭で、夫の自由費はブラックボックス化している様子…!
夫婦間でお金の話に触れにくく、なんとなく“見えない壁”ができてしまっているの可能性があります。
一方、把握している家庭では「2~3万円未満」(17.0%)、「3~5万円未満」(11.5%)、「1~2万円」(8.5%)の順で多い結果に。平均的には月2〜3万円前後がボリュームゾーンといえそうです。
家計が厳しいとき、最初に削るのは?「娯楽・旅行費」「妻のお小遣い」
次に「家計が厳しくなったとき、まずどの費用を削りますか?」と聞いたところ、もっとも多かったのは「娯楽・旅行費」(89人)、続いて「妻(自分)の自由費(お小遣い)」(43人)という結果に。
やはり趣味や旅行など“楽しみの部分”から削る家庭が多く、ママたちのお小遣いも節約の対象になりやすいようです。ご褒美としてのファッションや美容、趣味に使うお金を家計に回している女性の姿がうかがえます。
一方、「削れるところがない」(23人)や「食費・日用費」(22人)よりも、「夫の自由費(お小遣い)」(18人)のほうが少なめという結果も。
先ほどの「夫の自由費を把握していない」が約4割というデータをふまえると、夫婦でお金の話をあまりできず、知らず知らずのうちにママ側の自由費にしわ寄せがいってしまうケースもあるのでしょうか? もちろん夫婦の収入状況によっても、削る優先順位は変わってきそうですよね。
世帯年収1,000万円以上でも、夫のお小遣いは意外と控えめ!?
世帯年収が高い家庭だからといって、夫のお小遣いが必ずしも多いわけではないようです。
実際にアンケートを見ると、世帯年収1,300万円〜1,499万円の家庭でも、夫の自由費が「3万円未満」の割合は約2割(16.7%)にものぼりました。一方で、同じ層の約3割(16.7%)は「10万円以上」と回答。高年収世帯であっても差があることがわかります。
この結果から、夫のお小遣いを決める基準は「世帯年収」だけではなく、家庭ごとの事情や夫婦での相談内容によって左右されるということ。年収が高いからといって自由費が比例して増えるわけではなく、それぞれの家庭スタイルに合わせた金額設定になっているようです。
自由費の満足度を左右するコツは、夫婦間で「お金の話がしやすいこと」
最後に「自由費のバランスに満足していますか?」と聞いてみました。すると、家計の話が「しにくい」と感じている家庭では、“不満がある(やや不満+非常に不満)”との回答が32%と高めに(右グラフ)。
「お金の話を切り出すと空気が重くなる」「ケンカになりそうで言い出せない…」といった声もあり、話せないこと自体が日々の小さなストレスにつながっている様子がわかります。
一方で、家計の話が「しやすい」「非常にしやすい」と答えた家庭では、61.4%が自由費に“満足している”と回答。話しにくい家庭(16.8%)と比べると、その差は一目瞭然!
自由費の金額が多い・少ない以前に大切なのは「ちゃんと話せている」こと。お金の話ができる関係性こそが、納得感のある家計管理と心の余裕につながっているといえそうです。
今回のアンケートを通してわかったのは、家計が少し苦しくなったとき、妻のみなさんが「まあ私が我慢すれば…」と気持ちを飲み込んでしまいがちな現実でした。でも、もちろん「うちはむしろ夫のほうが、お小遣いをかなり控えている」という家庭もあります。
そこで大切なのは、どちらが我慢しているかではなく、その状況を言葉にできているかどうか。お金の話はつい後回しにしがちですが、「今どんな不満をもっているか」を共有できれば、夫婦の気持ちのすれ違いも減っていくはずです。(Mai)




