「好き避け男子」とは、好きな気持ちが強いあまり、不器用にもわざと避けるような行動を取ってしまう男性のこと。彼らの裏腹な行動の裏に隠された「真の愛情表現」を見抜くことができれば、ふたりの関係はきっと大きく前進するはず! そこで今回は男性の「好き避け」を深掘り! 男性の本音や特別な脈ありサインをご紹介します♡
好き避けしてしまったことはある?
Q.好き避けしてしまったことはありますか?
ある…27%
ない…73%
20~30代男性200名に聞いてみたところ、好き避け経験がある男性は27%と少数派でしたが、約4人に1人は経験があるようです。そんなに珍しいことでもないようですね!
なぜ好き避けするの?男性のホンネ
1.恥ずかしい
- 「恥ずかしいから」(回答多数)
- 「素直になれない」(29歳・専門職)
2.自信がない
- 「自信が無い」(回答多数)
- 「緊張して」(25歳・会社員)
3.今の関係を壊したくない
- 「気まずくなるから今の関係を壊したくない」(37歳・会社員)
- 「関係の破綻を回避」(21歳・学生)
4.気づかれたくない
- 「好きだということを気づかれたくないため、過剰に避けてしまう」(29歳・会社員)
- 「周囲にバレたくない」(25歳・派遣社員)
「恥ずかしい」「自信がない」といった声が多数! また「関係を壊したくない」「気づかれたくない」という意見も多かったです。相手と付き合うのは難しい…と考えているからこその行動なのかも!
好き避けする男性の特徴
続いて、好き避けする男性の心理パターンについて、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.周囲の目を気にしている
まずは、気にしいで周りの目を気にしすぎる性格なこと。周りから茶化されたりして関係が悪くなったり、イヤな空気が流れるのを気にして、周囲の目を過度に恐れているのかもしれません。そういったタイプは、自分の気持ちがバレないように予防線を張りがち。
2.あなたに気持ちを悟られたくない
これは恋愛慣れしていない人によく見られるタイプ。自分が好意を持っていると知られることで、相手が自分のことを意識したり避けられるようになったらどうしようと恐れるあまり、極端な行動に走ってしまうのです。このタイプは、あなたが歩み寄ってあげて上手にリードすることで、好き避けが緩和されやすい傾向があるよう。
3.仕事や立場を意識している
彼があなたと同じ職場であったり、上司であったり…という場合は、立場を意識して冷たい態度を取ることも。好意を隠すために接触の機会や深度を下げようとすうるあまり、好き避けしているように見えるのです。
これは立場の問題なので心がけ次第でどうにかなるものではなく、この手のタイプが親しくなるのに一番時間がかかるかもしれません。それでも、周りに人がいないときに親密な交流をするようにするなど、あなた自身が相手の立場に配慮できるということを見せていけばきっと関係が一歩進んでいくはず!
4.恋愛には慎重派
恋愛慣れしているタイプ、もしくは傷つけられた経験があるタイプの場合、あなたが本気なのか確認したいという心理から、あえてあなたにそっけない態度をとることも。本気で遠ざけようとしている場合と見分けがつきにくく、一番心かき乱されるタイプかもしれません。他の言動を見て判断してみて!
好き避け男子の愛情表現サイン
最後に、好き避け男子の本命女性に対するの愛情の“裏返し”行動について、引き続き、認定心理士の脇田尚揮さんに伺いました。
1.気にしていることをイジって意地悪する
基本的な本命女性への裏返し行動は、つい“意地悪して”振り向かせたくなるというものが挙げられます。好きな相手には、逆走してしまうようなアクションが目立つようです。あなたの弱点や触れられたくないことを、茶化しながらイジってくるのがその代表例。そのため、意味がわからずイラっとするかも。ただ、内心は意地悪をしておきながらも、「嫌われてしまったかも…」と気にしてしまうのも特徴です。勝手に空回りするため、女性側からは理解不能でしょう。そんなときは「傷つくからやめてね」とひと言釘を刺しましょう。素直に謝ってくるはずです。
2.受け身や無視をして相手の反応や好意を確かめる
愛情の裏返し行動の中には、完全に受け身になったり無視をして相手を翻弄するというものもあります。逆走して自分からアクションを起こすことはありませんが、女性側からすると反応が見えないため「何を考えているか意味不明」と感じるでしょう。あなたがどんなアクションを起こしても「いや、別に…」「ふーん」と反応が薄いため、気まずい時間が流れるかも。でも、それはあなたが自分のことをどう思っているか、確認したい気持ちによるもの。不安ゆえの態度なので、あなたから歩み寄って安心させてあげましょう。
3.求めてないのに批判的なツッコミやダメ出しをしてくる
本来、好きな相手には何かしら力になりたいという気持ちが湧いてきますよね。でも、好きになればなるほど素直になれず、厳しい態度を連発するというアクションを起こすケースも。ややSっぽい部分が前面に押し出され、好きになった相手ほど困らせたい、悩んでいる顔が見たいと思ってしまうようです。「ここがダメなんだよ」「そんなことで上手くいくと思ってるの?」など、聞いてもいないのに口出しをするという形で現れがち。でもそれは「あなたのことを心配している」というアピールなのです。ただ、女性側からすると不快なだけですよね。アドバイスは嬉しいけど自分なりにやっていることを伝えましょう。
4.極端な逆走行動をとり“あまのじゃく”になる
女性にとって最も困る裏返し行動は、ズバリ極度の“あまのじゃく”になるというものだといえます。情熱的な気持ちがたかぶり過ぎて、それを知られたくないという不健全な自尊心を守るため逆走してしまうのがこのケース。嫉妬心をぶつけたり、束縛してきたり…… 自分の望み通りの愛情表現が得られない場合は、逆ギレするなんてことも。本当は好きで好きでたまらないのに、感情を抑えきれずあまのじゃくな愛情表現をしてしまうのです。でも、それが続くと精神的に追い詰めてしまうことも。お互い対等な関係と適切な距離感を意識するようにしましょう。
そのほか、20~30代男性に聞いてみたところ、こんなサインも!
- 「目線で追ってる、LINEはマメ」(36歳・会社員)
- 「特別と伝える」(37歳・会社員)
- 「些細なことを覚えている」(29歳・公務員)
【まとめ】
相手が好きだけど、うまくいくか不安…という気持ちから好き避けという行動が生まれてしまうのかも。内面は好きという気持ちでいっぱいなので、女性側がそこで引かずにもう一歩踏み出すことが上手くコミュニケーションをとるポイント! わかりにくい脈ありサインを見逃さないであげてくださいね♡