憧れのあの人みたいに。「ああいう人になりたい!」と思わせる先輩力とは

憧れのあの人みたいに。「ああいう人になりたい!」と思わせる先輩力とは

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あなたには理想とする先輩、憧れる上司はいますか? 同じ職場や学校にいれば、あなた自身も当然目上の立場になるもの。そうなったとき、後輩から魅力的だと思われたいですよね! そのためにはどこに留意すればいいのでしょう。そこで今回は、「ああいう人になりたい」と思わせる先輩力をご紹介いたします。

 

■「陰褒め」こそ慕われる上司の特徴

理想とする先輩の多くは、褒め上手であると言えます。後輩のモチベーションを高められる上司は、好感を持たれるのです。そこで使える心理テクがウィンザー効果。これは、直接相手を褒めるのではなく、間接的に第三者から褒めるほうが好印象につながるという心理効果。人づてのほうが後輩の受け取る好意が強調されるのです。

「先輩が○○さんのことを褒めてたよ」「細かいところまでよく気がつく子だねって聞いたよ」など、誰かを経由して高評価を伝えるようにしてみましょう。憧れの先輩になれること間違いナシ!です。

 

■「上手に」期待する

素敵な先輩になるにあたって、最も心がけてほしいことがあります。それはたとえ後輩が期待したほどの働きをできなかったとしても、それを理由に怒ったり批難したりしないということです。心理学の世界においては、人は指摘をされるとその通りになっていくという傾向があります。これをピグマリオン効果と言います。

後輩を叱ってばかりだと相手は通りの人物になってしまいかねません。後輩にはほめて期待をかけることで、あなたのファンになってくれるのです。

 

■嫌な感じのしない形で距離感を縮める

人間の心理には、身体的な距離が縮まることで、心理的な距離感も縮まるという傾向があります。ただし、不用意に身体的な距離を縮めるのはもちろんご法度。例えば、服についた糸くずや埃をとってあげるなど、あまり大げさでなく、あくまでさり気ないのがポイントです。やり過ぎにならないよう、あまり人目のあるときにやらないこと、あまり馴れ馴れしく見えすぎないようにするのがポイントです。

 

■嫌味なく成長を促す振る舞い

できる先輩や上司なら、頭ごなしに怒鳴りつけることはしません。そこで効果的なのが、相手のことを考えたうえで忠告する姿勢です。具体的な言葉で真っ向から否定すると、反発を招きパワハラ問題にもなりかねません。例えば「本当はデキるのにそれを出し惜しみするのは勿体ないよ」といった漠然とした言葉が◎。

本来できるのにできてないと言われると、好意と恐怖心が芽生えるのです。これを心理学ではフィア・アピールと言います。素敵な先輩になるために、殺し文句をいくつか用意しておくといいかもしれません。

年齢や経験を積むと、どうしても人にはおごりが出てきてしまいます。本当なら自分も通過した地点であるはずなのに、そのときの苦労やつらさを忘れてしまい、目下にキツくあたってしまうことも少なくありません。でも、そんなときこそ過去に立ち返って、後輩の気持ちになってあげてください。それだけであなたは、慕われる素敵な先輩になれるはずですからね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。