小関裕太の浴衣姿にファン歓喜！「漬物をつけたい」願望も

昨年放送のドラマ『ごめんね青春！』などに出演し、その存在感と演技力が大きな注目集めている、若手俳優の小関裕太さん。主演を務めた映画『Drawing Days（ドローイング・デイズ）』が、ついに本日、渋谷シネクイントにて劇場公開！

公開を記念して、8月8日、東京・渋谷シネクイントで、小関さん登壇の初日舞台挨拶を開催。この日は、小関さんは“浴衣姿”で登場しました。

┃小関裕太の浴衣姿にファン歓喜！

浴衣姿の小関さんが登場すると、客席から歓声が。簡単な自己紹介の後、「夏というのもありますし、夏生（役名）にちなんで、浴衣を着てしまいました（笑）」と、爽やかな笑顔を見せる小関さんに、夏の暑さが吹き飛びそうです！

本作は、小関さんがスタートから関わってきた映画。映画のタイトルである“Drawing Days”を決めるまでも時間がかかったそう。

『Drawing Days』劇場公開について、「作品自体にも思い入れがありますし、映画をつくるきっかけからずっとやってきました。もともとバースデーイベントだけで流す予定だったのですが、欲が出てきて……。“映画館から伝えていきたい”という想いから、映画館でも上演することが決まり、本当に現実なのかなという感じで、いますごくうれしいです」と、感慨深い様子でした。

学生時代、あまり文化祭に参加できていなかったという小関さん。本作にスタートから関わることで、18歳ごろから芽生えていた“何かをつくる”という夢がひとつ叶ったという想いが強いようです。「想像以上のがモノができあがった」と話し、続けて「楽しかったけれど、文化祭で何かを提示するのとは違うので、（作品が完成＆公開されて）よかったなって思いました」と話しました。

┃主題歌担当の高橋優に「手紙」でお願い

映画で流れる主題歌は、同じ事務所の高橋優さんの楽曲。実は、「お手紙を書いて、“曲を使わせてください”とお願いした」というエピソードがあったようです。「映画の中でも、（高橋さんの曲の）歌詞でも“前に踏み出していく”という内容ですし、僕自身も一歩踏み出せたかなという気持ちがある」と、映画を通してまたひとつ夢が叶った小関さんは、6月8日に20歳を迎えたばかり。

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“20歳真っ只中”の小関さんが挑戦してみたいことを聞かれ、「挑戦してみたこと……というか、交流が広がった気がします」と。「お酒もそうですし、大人の方々からの“ロック”が外れた、というか」なんて言葉が。これは、共演者の方々からのお誘いの言葉に、「20歳になったらね」というものが多かったようで、20歳になってからは「いろいろな方とお会いできるようになって、出逢いがすごく楽しくなりました」とうれしそう。

映画の中で、かなりの泥酔シーンを披露している小関さんですが、司会の方に実際はあんな感じかと聞かれ、「ん～わからないです（笑）。実際あんな感じかも（笑）」とちょっととぼけた顔を見せていました。

そんな小関さんが一緒に飲みに行きたい先輩として挙げたのは、事務所の大先輩“福山雅治さん”。「この前、高橋優さんとはお酒を飲ませていただいたのですが……まだ飲んでいない方だと……福山雅治さん！（笑）」と。

小関さんが聞いた話によると、福山さんとお酒を飲みに行くと最後はギターが出てきて音楽会になるよう。「緊張するかもしれませんが……お手紙出してみます（笑）」と言っていましたが、ぜひトライしてみてほしいかも？

演じた“夏生”という役は、小関さんにとても近いキャラになっています。これは、映画を撮っている中で近づいていったよう。小関さんいわく「（夏生という役は）話し口調、落ち着いた……どこか冷めた感じというか、昼寝が好きそうな感じとか（笑）、そういう雰囲気が似てるかなって。昼寝、大好きです（笑）」と、いたずらっぽく笑っていました。

┃ドラマ「ホテルコンシェルジュ」の役が日常に影響

現在、ドラマ『ホテルコンシェルジュ』に出演中の小関さんですが、同世代のキャストが多いこともあり、楽しい雰囲気の中で撮影をしているとか。ところでホテルマンを演じたことで、私生活にも“影響”が……？

「普段から姿勢がよくなったり、利き手の右手に左手を添えちゃったり……というクセが出ますね」と小関さん。他にも、「お足下ご注意ください」と言ってしまったり、エレベーターのドアに手を添える……なんてこともあるそう。その様子を再現してくれるたのですが、その所作を浴衣姿でやると、素敵な大人の男性っぽさが増すような気も……。

忙しそうな小関さんも、しっかり夏を満喫！　「BBQしたり、撮影で共演者の方とたくさんお話したり、あと……サングラスかけたりとか（笑）」と挙げていました。そしてなんと、「お漬物をつけたいです」なんて言葉も。「お漬物とおみそ汁、ご飯っていうセットが好きなんですけど、漬物が好きだし、自分でつけたことがないので、やってみたい」と、意外な一面も見せてくれました。

『Drawing Days』は、東京以外にも、大阪と名古屋での上映も決定。小関さんは、「東京だけでもうれしいのに、大阪と名古屋も決まって、もっと欲が出ちゃて……もっと公開できたらいいなって思っちゃうんですけど（笑）。海外とか……手紙出しちゃおっかなぁ、映画祭の方とかに（笑）」と、冗談っぽく笑った後に、小声で「……やってみようかな（笑）」と。もしかして、けっこう本気？

┃小関裕太が記者に「今日一の笑顔」を求められ…

最後のフォトセッションでは、声をかけるカメラマンが、小関さんに「今日いちばんの笑顔で」、「先ほどを超える笑顔で」という要望を。それに笑顔で応える小関さん、なんて素晴らしい俳優さんでしょうか。しかも要望に応えるほんの一瞬、恥ずかしそうにする顔が、あまりにかわいすぎました……。

「映画館で観て“すごくいいね”と言われる作品にしたい、という想いから始まっていて、実際撮影現場でもそういうふうに撮っていたので、個人的にも映画館から届けていきたいという想いがあり、今回叶いました。少しでもたくさんの人に観て、知っていただきたいという環境が整ったので、映画の感想やシーンの話とともに、広めていただけたらうれしいです」（小関裕太さん）

6月6日開催の「小関裕太 20th Birthday スペシャルイベント」でも、ファンの前で、映画に関するエピソードをたっぷり語っていた小関さん。本作は、数名のメインキャストでストーリーが展開していくので、登場人物の誰かに自分を置き換えて、シンプルに映画を楽しめる作品です。（さとうのりこ）

映画『Drawing Days』
キャスト：小関裕太、古舘寛治、須藤理彩、根岸季衣
脚本・監督：原桂之介
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