テストの不正行為「カンニング」って実は和製英語!じゃあ英語でなんと言う?

英語と和製英語の見分けは意外と難しいもの。みなさんも、「英語だと思っていた言葉が日本でしか使われていない和製英語だった」なんて経験はありませんか? たとえば「イルミネーション」や「コンセント」は和製英語なので海外では伝わらない言葉なんです…!

ということで、本日のクイズは「和製英語シリーズ」から参りましょう。お題はこちら。

■「カンニング」は英語でなんと言う?

(c)Shutterstock.com

テストなどで他人の答案を盗み見たりメモを持ち込んだり、不正な行為をすることを「カンニング」と言いますよね。これ、実は和製英語。英語でも「ずるい」「狡猾な」などの意味の「cunning」という言葉自体はあるのですが、日本でいうカンニング行為を言うときには使われないんです! 

では英語で何というか、ヒントをもとに考えていきましょう。


■ヒント

動詞で「だます」「浮気する」、名詞で「いかさま」「詐欺」の意味を持つ英単語5文字に、ingを付けた『c○○○○ing』が答え。

日本のネット用語(スラング)でも、ズルいほど強いことをカタカナ語で「チ○○」と言うことがありますが、これも元々は「だます」ことを表す「c○○○○」という英単語が由来。スラングでは「いかさまのように凄い」という意味が含まれています。

ではここで、正解発表にいきましょう…!

 

■正解はこちら

カンニングは英語で「cheating」でした。
「cheating」は不正行為全般をいい、試験でのカンニングだけでなく、スポーツやビジネスなどにおいても使われることがあります。アメリカではこの表現が一般的ですが、イギリスなどでは「cribbing」と表現することも。これはテスト中にこっそりと答えを見たり、カンニングペーパーを使って答えを写す行為を指します。

ちなみにカンニングペーパーのことは「cheat sheet/crib(sheet)」と表現します。「cheat sheet」はアメリカでよく使われ、 “テストの際に不正のために隠し持つメモ”のほかに、情報の要点をまとめた“便利なメモ”“参考メモ”のような意味も持っています。この機会に覚えてみましょう!

CanCam.jpでは、他にも英語クイズをたびたび出題しています。 ぜひチャレンジしてみてくださいね。(Mai)

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