東京。それは、地方から上京してきた人にとって、何もかもが驚きに満ちた場所。
新生活スタートをきっかけに、上京してきたばかりで戸惑っている人も多い今の季節。
「乗り換えのルート、何本もありすぎでしょ!」「地下鉄のホーム、あまりに深すぎる」「まいばす、マルエツ…東京のローカルスーパーってコンビニサイズなんだ…!」「シンプルに人多すぎじゃない? どこから来たの?」などなど、無数に出てきます。今回は上京4年目の筆者が送る、上京者あるあるを厳選して10選ご紹介!
これから上京する人はこれからの生活を少し想像して、上京を経験した人は自分が上京したての頃を思い出して読んでみてくださいね♪
①電車の路線と出口の多さに戸惑う
「やばい。駅で迷子…遅刻確定」
JRと地下鉄、一体何本あるの!? 乗り換えはアプリがマストだけど、路線の間隔が広すぎてホームに行く道すらも迷います。東京人は勝手知ったる改札口待ち合わせなんて、違う出口に出ちゃったら詰みます。「A1出口に行きたいんだけど、ここC7? そもそもABCって何? 迷路?」
特に新宿駅での待ち合わせは難易度最上級で絶対避けたい…!
心優しい東京出身者の皆さん、地方出身者の遅刻、多めに見てあげてください…泣。
②ハチ公前で待ち合わせできたときの感動
待ち合わせ場所といえば、ハチ公前!
ドラマやテレビ番組で度々聞いていたハチ公で待ち合わせできたときは、なんだか東京の人の仲間入りを果たせたみたいで、めちゃくちゃ嬉しい。むしろ自分から「今日はハチ公前で待ち合わせで!」って言ってみたい。
ちなみに私は初めてハチ公前で待ち合わせした記念に、ハチ公と2ショットを撮りました。
③からの…「ハチ公前」の射程広すぎ
ハチ公付近に到着してからが本当の難関。「ハチ公前」って「ハチ公の銅像の前」じゃなくて、「ハチ公がいる広場一帯」のことなんですね…。待ち合わせ場所に着いてから「え、今どこにいる?」のやりとりは大定番。ハチ公前って言い方、紛らわしすぎる!
④レストランが多すぎてかえって迷い、結局ルミネでご飯
駅周辺にもおしゃれなカフェはたくさんあるけど、どこも混んでるし、選ぶのは大変だし…。結局は駅直結で便利なルミネに落ち着きがち。どこのご飯屋さんもおしゃれで比較的お手頃、ご飯の前後にお買い物まで楽しめる!上京したばかりの地方出身者にとって、ルミネへの信頼はめちゃ高い。
⑤ディズニーへの行きやすさに感動
支払い千円以下で、1時間前後で行けるなんて…感動!
地元から行くなら、新幹線や飛行機で着くまでに大金がかかるのも、夜行バスに何時間も乗ってへとへとの状態でパークに入るのも当たり前。お値段も時間もお手頃に行けるありがたみを実感します…。でも、地元からディズニーに行く時に感じていた、あの「一大イベント感」も大好きだから、上京してもしょっちゅうは行かないと決意。
⑥おしゃれすぎる高校生に驚き
制服姿の高校生、女の子はお化粧も上手だし、女子も男子もヘアスタイルや制服の着こなしがおしゃれでキラキラしてる。「今日好き」に出てくるような高校生がいる世界って本当にあるんだ…!
え、私? 朝の支度は計20分、部活のジャージで登下校でしたが何か?
東京の子、すごいなあ…(遠い目)。
⑦「芸能人」意外と全然出会えない
表参道や六本木、原宿あたりを歩くときはチラチラあたりを見まわしがちですが、いません。東京ならもっとその辺に芸能人が歩いてると思ってた…! 芸能人の変装が上手いのか、果たしてあまり出歩かないのか、どっちなんでしょうか。
⑧同郷と出会った時の仲間意識、ハンパない
「え!! 同郷!? どこ高? てかどこ中? どこ住んでたの???」
地元が同じと聞いたら飛びつくレベルで心を開く。地元で出会っていたら仲良くなっていたからわからない人とも、あっという間に打ち解けちゃう。「ああ…よくおまえも東京で生き抜いてきたな…。」地元から東京という戦場をともに潜り抜いてきた仲間って感覚。
⑨「帰省」をうらやましがられる
自分たちからすると当たり前の帰省。東京出身者は代々東京に住んでいることが多いのか、帰省という概念がない人が多いみたい。生粋のシティーガールなんてめちゃくちゃ羨ましいけど、それはお互いないものねだりです。地元と東京どちらも楽しめるのは、地方出身者の特権なのかも♡
⑩なんだかんだ、地元が大好き!
「え〜、〇〇出身なんだ! 行ってみたい〜」だなんて言われたら、「全然行くとこないよ〜!」と自虐しつつも、そんな様子はどこか誇らしげ。なんなら聞かれてないのに地元ネタ喋り出しちゃうけど、許して!
行きつけのレストランや慣れ親しんだ田舎の街並み、大好きな人たちがなんだかんだ愛しいんです♡本気で地元に帰る人生設計を考え出すこともしばしば。
今回は上京者が感じた東京での生活のあるあるを10個お伝えしました!これを機に、今や慣れて当たり前になった東京での暮らしを新鮮な目で見てみると面白いかも。この春で出会う、上京組・東京出身者組で上京の驚きを話してみてもいいかもしれませんね♪(工藤亜実)