読めそうで意外と読めないかも。「窄む」の読み方、分かりますか?

見たことがある漢字でも、送り仮名によって全然読めない言葉になってしまうことがあります。たとえば、「妊る」「番える」「強か」など。こんなふうに、パッと見て簡単に読めそうだなと思っても、いざ読もうとして「ん?」と戸惑ってしまうことって結構ありますよね。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日チャレンジしていただくお題はこちら!

窄む」。
「狭窄(きょうさく)」という熟語で知られるこちらの漢字。狭窄自体がやや難しい日本語ですが、「+む」が付くことでますます難読になっています。いったい何と読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください。

■ここでヒント!

ヒントとして、言葉の意味をチェックしてみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「窄む」の意味は次のとおりです。

1 ふくらんでいたり、開いていたりしたものが、縮んで小さくなる。◯◯む。
2 先のほうにいくに従って細くなる。
3 勢いが衰える。

(◯◯の部分は正答に近いため伏せました。)

文章では、「風船が窄む」「下が窄んだ形の容器」「応援の声がだんだんと窄んでいく」というように使われます。ちなみに、ひらがなで書くと送り仮名も含めて「◯◯む」の3文字です。

さて、そんな「窄む」の読み方は……? さっそく正解を見てみましょう。

■正解は、こちら!


「窄む」の読み方、正解は「すぼむ」でした。(「つぼむ」とも読みます)
はじめの方の勢いがだんだん落ちていくことを表す「尻窄み(しりすぼみ)」という言葉にも、この漢字表記が使われます。簡単そうで意外と難しいこちらの漢字、読み方を覚えておけば一目置かれる日が来るかも♪

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(豊島オリカ)