気温も落ち着き、いよいよやってくる〇〇の秋。食欲の秋、芸術の秋……とさまざまな秋がある中、今回注目するのは「スポーツの秋」。特にこの時期は、運動会が行われる学校も多いはず。リレーに綱引き、玉入れとたくさんの種目がありますが、みなさんは何の種目が好きでしたか?
そこで、株式会社レビューが日本全国10代以上の男女100人を対象に行った「運動会で1番好きだった競技」についてのアンケート結果を紹介します。
運動会で1番好きだった競技ランキング
アンケート結果は上の図のとおり!1位に「玉入れ」、2位に「リレー」、3位に「綱引き」とつづく結果になりました。では、もっと詳しくランキングの中身を見ていきましょう。
7位 徒競走
- 走ると何か楽しみがあるからです。相手とダイレクトに競争することになるという迫力もワクワクして好きでした。(男性20代)
- 走るのは早い方だったので徒競走は楽しみだった。たまに負ける時はあっても思いっきり走ると気持ちよかった。(女性50代〜)
- 自分が走るのがとても速かったからです。徒競走で負けたことはありませんでした、徒競争が私のメイン競技でした。(男性50代〜)
学校によっては必ず全員参加の競技であったりもする「徒競走」。誰と一緒に走るのか気にしたり、「あの人には負けない!」と意気込んで走った思い出がある人も多いはず。ただ、走るのが速い人は、徒競走が好きという傾向もあり、反対に苦手な人には少し気後れしてしまう競技だったかもしれませんね。
6位 障害物競争
- 障害物競争は、その時の運で何が出るか?分からないドキドキ、ワクワク感がまたたまらないです。みんなが楽しめると思います。(女性40代)
- ゲーム性があるので体力的な勝負の要素以外にも運などが関係してくるので楽しめました。その意味では借り物競争も好きです。(男性40代)
- 自分自身が子供の頃に運動会で大好きだった競技は、障害物競走です。この競技の良い点は、走る速さのみならず、瞬発力などもリレーの順位に関与してくる点が面白いと思います。(男性20代)
足の速さだけではなく「障害物競争」。網をくぐったり、平均台を渡ったりと、ゲーム性のある競技ですよね。また、めくった札の指示によって二人三脚やおんぶでゴールを目指したりと運も大事な競技。他にも小学校の親子競技として参加して、親との思い出にもなっている人もいるのではないでしょうか。
5位 組体操
- 一体感があったというのが一番の理由ですが、組んでいろんな隊形を作るのが楽しかったです。人数やフォーメーションを指示の笛でテキパキと変えていくのも面白くて大好きでした。(女性40代)
- 運動会の中でも花形の組体操。最高学年の6年生の集大成でもあり、時間をかけてみんなで練習に取り組み達成感もあったから。(女性50代〜)
- 足が速いわけでもなかったので、みんなで作り上げる組体操は楽しかった。騎馬戦などと違って危険度も少ないので。(女性30代)
ピラミッドやタワーなど、全体で作り上げる花形競技。完成したときの一体感や達成感は忘れられないものがあります。また、高学年が行う競技であることも多く、上級生の姿を見て憧れていた人もいるはず。
4位 騎馬戦
- 4人1組で騎馬を作って、チームごとで戦うのが楽しかった。めっちゃ燃える。個人競技よりも団体競技が好き。(女性30代)
- 男子のみの競技でしたが、迫力があるのと、カッコイイ先輩を応援することが楽しかった。また普段なんとも思わない男子が騎馬戦でカッコよく見えていました。(女性30代)
- 騎馬自体は少人数で、お互いの仲を充分に深めることができるから。尚且つ、チーム全体としての作戦行動を行うこともでき、みんなで楽しむことができるから。(女性20代)
迫力があり、こちらも見ごたえ満載の「騎馬戦」。学校によっては男子のみの競技ではありますが、その分好きな人のかっこいい姿が見れる貴重なチャンスの1つ。また、各騎馬の団結だけでなく、全体で勝つための作戦を練ったりと、戦略的な楽しみがある競技のようです。
3位 綱引き
- クラスメイト全員参加で、一丸となって行うため、買っても負けても達成感を感じられるため。また、運動神経関係なく、みんなで行う団体戦のため、綱引きで誰か揉めたりしている姿を見たことがないから。(女性20代)
- とても楽しく皆で力を合わせて行うので、団結力が試されるのと、自分一人の力だけでは勝てないので、皆で勝つ方法を相談し合うから楽しかったです。(男性40代)
- 子供の頃、足が遅くて徒競走やクラス対抗リレーでは役立たずだったが、女子にしてはかなり力が強かったので、運動会の種目で唯一周りに迷惑をかけずにできた競技だから。(女性30代)
チーム一丸となって行うことができる、という点で人気が高い「綱引き」。各々の力だけでなく、綱を引くタイミングなど全体の団結力がポイントになってきます。運動が得意か否か、ということがあまり重視されないので誰でも参加しやすい競技ですよね。
2位 リレー
- 足が速く、運動会の中で最も注目される競技ですし、アンカーを任されたり出場することができたので1番好きでした。(男性20代)
- 学生時代は比較的足が速い方だったので、代表リレーに出場しがちで、とても盛り上がり楽しかったから。(女性20代)
- ハラハラ・ドキドキ感が楽しかった。また、クラスの中でも選ばれし精鋭たちが活躍してるのがカッコよかったから。(女性20代)
運動会で再注目の「リレー」。追い抜かれたり、追い抜いたりと先の読めないレースに応援している方もハラハラしますよね。種目のなかでも後半に行われることが多いので、より熱狂的な盛り上がりを見せます。
1位 玉入れ
- みんなで協力して一つのことをする、という雰囲気が好きだったので、玉入れは気に入っている競技の一つでした。(女性30代)
- みんなと団結して、一緒に玉入れするのが楽しかったです。また、最後みんなで声を出してドキドキしながら数を数えていくのも好きでした。(女性30代)
- 運動が苦手な子供でも楽しく参加できると思うから。個人的な優劣をつけられない競技なので、誰か一人が主役になるわけではないから。(女性40代)
運動が苦手でも団結して参加しやすい「玉入れ」。いくつかの玉をまとめて投げたりと工夫するのもまた楽しかったり。最後に生徒全員で声に出し玉を数える時は、全校生徒との一体感を感じることができるのも魅力。
みんなが楽しめる運動会
100人アンケートで、なんと全体の回答の35.0%を占めていたのが1位の「玉入れ」。人気の理由として「みんなで一致団結できる」「運動の得意不得意関係なしに楽しめる競技」といった意見が数多く見られました。運動会では一人よりもみんなで協力する競技のほうが人気が高い傾向があるようです。また、運動会と言えばプログラム名にも注目してみるのもアリ。学校によっては流行のドラマやフレーズ、歌などをもじったものなどユーモアあふれたプログラム名がつけられていることも……。そんなちょっとしたユニークな要素も見つけながら、「運動が苦手だ」という人も楽しんでみましょう!(岡美咲)