運動会の写真で失敗しない!撮り逃さない!競技別、撮り方のコツ3つ

幼稚園、小学校でも秋の運動会の季節がやって来ました。毎年、この日はとばかりにデジ カメや一眼レフを持って我が子の活躍の姿を撮ろうとママも必死になるもの。ところが、走る、動く、遠い…運動会での撮影ってとっても難しいですよね。そこで今回は、運動会で写真を撮るママのために、失敗しないための競技別での簡単なコツを、ニコンのカメラ教室 「ニコンカレッジ」人気講師、水咲奈々先生に教えてもらいました。

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1.かけっこは「シャッタースピードを速く!」 

「かけっこは撮影モードをシャッタースピード優先にして、シャッタースピードを 1/500 秒前後に設定しましょう。このシャッタースピードならだいたいの走っている子どもを写し止めることができます。ですが、曇っていたり体育館などの室内で暗い場合や望遠レン ズを使用しているときはこのシャッタースピードでも写し止められないことがあります。その場合は 1/640 秒、1/800 秒、1/1000 秒と速くしていってみましょう。 撮影時は連写を使用します。
Printゴールの瞬間を撮りたい場合はゴールの 3~5歩手前に子どもがいるときからシャッターを切り始めましょう。ゴールぎりぎりから連写を始めると 肝心のゴールの瞬間に間に合わない可能性があります。また、ゴールの真横で撮影をする とシャッターチャンスは一瞬しかありません。ゴールの斜め前方の撮影ポジションをおすすめします。カメラの設定は動くモノを撮るモードにすると、ピントを合わせた子どもにシャッターを切るまでピントを合わせ続けてくれます。まずは子どもの顔にピントを合わせることが肝心です。あわてずにシャッターボタンを半押ししてしっかりピントを合わせてくださいね」