出会いが減ったコロナ禍中、身近な既婚者にときめく20代が増えているらしい…!? CanCamでは今回、浮気調査成功率がなんと!90%を超えるというMR探偵事務所代表取締役・岡田真弓さんに不倫の実態や特徴について詳しく調査してきました。探偵ならではの視点で不倫する・される人を分析してもらった結果を、CanCam2022年8月号「あなたのすぐそばにも!? “不倫の沼”に気をつけろ!」からお届けします。
低料金かつ高い調査力で人気の総合探偵社MRグループ創業者。自身の離婚経験を活かし、カウンセリングや弁護士のアフターケアなど、調査以外の業務にも力を入れている。著書『夫を夢中にさせるいい妻の愛されルール』は悩める女子のバイブル。¥880/幻冬舎
不倫相手の略奪が成功しているのは1割以下
「不倫の探偵調査を依頼する方はパートナーとの再構築を望む人が多く、離婚に至る夫婦はかなり少なめ。また浮気相手の略奪婚が成立するケースはかなり低く、配偶者との間に子供がいる場合は大抵浮気相手より家族のほうを選びますね」(岡田さん・以下同)
時代の流れと共に、男性からの不倫調査依頼が増えている!
「共働きする夫婦が増え、離婚へのハードルが下がったことにより、夫婦の在り方や不倫への意識が変化している昨今。会社を立ち上げた当初は女性からの依頼ばかりでしたが、最近は男性依頼者が増えて、女性6:男性4の割合に。また相談者は、40代の方が多いです」(岡田さん・以下同)
パートナーの「浮気しているかも」というカンは9割以上が的中!
「配偶者の『浮気されているかも…』というカンは大抵当たり、調査すると大体証拠が取れます。特に女性はカンが鋭く、夫を泳がせて上手に証拠を手に入れる方も少なくありません。人は思った以上に嘘がつけないもの。不倫してもバレないと思うのは甘いですね」
同性同士の不倫カップルは結びつきが強く、解決が難しい!
「同性同士の不倫は、そもそものマッチングの難しさも相まって異性間より精神的な結びつきが強くなる傾向が。また証拠を取るのが難しく、裁判まで進むことも困難。その結果、一度別れても再燃しがち。また解決しても夫婦の間に大きなしこりを残すことが」
探偵から見た不倫する人・される人の特徴
◆結婚後に不倫されがちな女性
- 尽くし体質
- しっかりもの
- セックスレスになっている
「“性交渉がない”“夫婦仲が悪い”といった場合だけでなく、妻がしっかりしているが故に夫が安心し浮気する場合も。円満家庭には協力が不可欠なのかも」
◆不倫しがちな既婚男性
- 性欲が強め
- 仕事が不規則
- お金が自由になりやすい
「タイプは様々ですが、性的な充足を求めて不倫に走る男性は多いです。自由になる時間とお金が必要なので、敏腕営業や経営者などは浮気しやすい傾向が」
◆不倫しがちな未婚女性
- 流されやすい
- さみしがり屋
- 頼れる男性が好き
「自己評価が低く押しに弱い女性で、依存型の恋愛をしがちな人が多い傾向が。また、年上の頼れる異性に惹かれるタイプは、既婚者になびきやすいです」
配偶者の「浮気されているかも…」というカンは9割以上的中しているという実態を見ると、バレずに不倫しようというのはとても甘い考えだと言えそう。社会的信頼や家族の愛情は失ってからでは遅いので、不倫の渦中にいる人は冷静になって状況を考えてみるといいかも。
イラスト/芝 りさこ デザイン/岩見夏美(beeworks) 構成/衛藤理絵 Web構成/佐々木菜摘