世の中には、ユニークな当て字がいろいろあります。たとえば、動物を指す「人鳥」や「眼鏡蛇」、果物を指す「甘蕉」など。
本日の漢字クイズも、そんなちょっとユニークな当て字から。チャレンジしていただくお題はこちら!
「紫雲英」。
こちらはそのまま「しうんえい」と読む日本語ですが、私たちにとっておなじみのモノを指す当て字としても使われています。いったい何を指す言葉なのか、推理してみてください。
■ここでヒント♪
ここでいくつかヒントを見てみましょう。
・ヒント1 植物です
「紫雲英」は、ある植物の名前です。春になるとよく見かける、とても身近な植物ですよ♪
・ヒント2 「げんげ」とも読む
「紫雲英」は、「しうんえい」の他に「げんげ」とも読みます。「げんげ」は、この植物の別名としても有名です。
・ヒント3 どんな植物?
小学館デジタル大辞泉より、その植物についての記述を引用します。「紫雲英」がどんな植物かというと……
「マメ科の越年草。茎は地をはってよく分枝し、葉は9〜11枚の小葉からなる羽状複葉。4、5月ごろ、長い柄の先に紅紫色の蝶形の花を輪状につけ、仏像の蓮華座を思わせる。」(一部抜粋)
……そろそろピンと来た方もいるのでは? というわけで、この辺りで正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「紫雲英」という当て字が示す植物、正解は「レンゲソウ」でした! 小さな丸い花がかわいいレンゲソウは、漢字では「蓮華草」と表記するのが一般的。ですが、「紫雲英」という当て字で表記されることもあります。
CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です。休憩のおともにもピッタリ♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!
(豊島オリカ)