本当に結婚していいのかな…。誰にでも起こりうる「マリッジブルー」になる原因は何?

マリッジブルーになる理由は? 男女別に聞いてみました!

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ジューンブライドの言い伝えもあることから、結婚する人が多い6月。結婚は幸せなものだというイメージが一般的ですが、結婚を控えて不安や気分の落ち込みを感じる「マリッジブルー」を感じているという人も少なくないのではないでしょうか。

そこで今回株式会社Hakaliが直近5年以内に結婚した方を対象に行った調査を元に「マリッジブルーの理由」について男女別でご紹介します!

マリッジブルーを感じたことがある人の割合は?

結婚5年以内の男女に実際にマリッジブルーを経験したか聞いてみたところ、男性では34.0%、女性では42.3%の人が「ある」と回答しました! 男性・女性に限らず一定数の方がマリッジブルーを経験しているようですね。

マリッジブルーの原因は何?

漠然とした不安を抱えてマリッジブルーになる人もいらっしゃるかと思いますが、主な不安要因は何でしょうか?

男女別に「マリッジブルーの要因」につて聞いてみたところ、男性では「ひとりの時間が無くなること」女性では「結婚に伴う住む場所や仕事上の変化」が1位という結果になりました。

男性1位:ひとりの時間が無くなること

  • 同棲をして、1人になれる時間が少なくなり、このまま一生結婚生活が続くのかと考えると、不安になった。(30代・男性)
  • 今まで全て時間が自由だったので、これから好きな事ばかり出来ないという思いです。(50代・男性)

女性1位:結婚に伴う住む場所や仕事上の変化

  • 結婚に際し、仕事を辞めて新しい土地に住むこととなり、いままで実家から離れたことがなかったのでやっていけるか不安でしたし、かなり田舎に行くことになったのでなかなか帰れない寂しさを感じました。(20代・女性)
  • 夫には仕事はしてもいいけれど家庭優先にしてほしいと言われたこともあり、一度退職して家庭の環境を整えることになりました。いざ仕事をしなくなると考えると、なんだか社会に取り残されたような、このまま夫に頼りきりでいいのかなど不安がしばらくあり、心が不安定でイライラする時期がありました。(30代・女性)

結婚には住まいや仕事、名字、家計の共有などさまざまな変化が伴いますが、その多くは女性側がストレスを感じやすいものであることが覗えました。

また、併せてマリッジブルーの「対処法」についても聞いてみました!

結婚相手と話し合う時間を作ること!

  • 不定期で家族会議と称した話し合いを行なっています。しっかり話し合いたい内容を吟味して、お互いに自分の意見を出すようにしてます。相手の話を聞いて否定から入らない事が大事。(30代・女性)
  • 毎日キッチンに一緒に立って料理した。(30代・女性)

結婚相手に気になることや不満を伝えること!

  • 思っていることを自分の中で溜め込んで消化不良を起こしてモヤモヤせず、思っていることを相手に吐き出す。(20代・女性)
  • 結婚準備では、夫がなにを聞いても「なんでもいいよ」としか言わないことに腹が立った時もありましたが、それも我慢しないで少しでもいいから意見を言って欲しい、とはっきり伝えることにしました。(30代・女性)

「結婚相手と話し合う時間を作る」「結婚相手に気になることや不満は伝える」といったコメントが多く挙げられました。結婚に伴う環境変化で自分や相手がストレスを感じすぎていないか気遣い話し合うことが、マリッジブルーの予防として大切だと言えそうです。

臨床心理士に聞くマリッジブルーを乗り切るためのポイントは?

「結婚のような、人生での大きなイベントは「ライフイベント」と呼ばれます。代表的なライフイベントとそのストレス度の研究では、結婚のような一見ポジティブな環境変化であっても、新しい環境に馴染むために、心身に大きな負荷がかかることが言われています。結婚に伴って、引っ越しや退職、転職を行った場合はなおさらのこと。

まずは、「どんな人であっても、環境変化によって気づかないうちに心や体にストレスがかかる」ということを理解しておくことが大切です!

また、結婚に伴うストレスへの対処法として、自分と相手の気持ちの両方をバランス良く大切にする、アサーティブな伝え方を意識してみるのがオススメです。相手に思い切って不満を伝えるときには、以下の3つのポイントを意識して、自分にも相手にもストレスがかかりすぎないような言い方を、ぜひ探してみてくださいね。

  1. 事実(実際に起きている問題や状況)を伝える
  2. 「私」を主語にして、自分の意見や気持ちを伝える
  3. 相手に提案したいことやお願いしたいことを伝える

気持ちを伝え合うことでマリッジブルーを乗り切って

男女ともにマリッジブルーを経験しうる一方で、その要因では、男性は「ひとりの時間が無くなること」女性は「結婚に伴う住む場所や仕事上の変化」が1位と、傾向の違いが見られました。また、結婚に伴う環境変化で自分や相手がストレスを感じすぎていないか、気遣い話し合ったり、不安を感じた時には素直に相手に伝えることがマリッジブルーの予防として大切だと言えそうです。ぜひこの調査結果を参考にマリッジブルーも笑い話になるような幸せな結婚の日を迎えてくださいね。

情報提供元/株式会社Hakali