小学校で習うような簡単な漢字でも、組み合わせ次第で急に読めなくなってしまうことがあります。たとえば、「石竜子」「氷下魚」「莫大小」など。漢字そのものは簡単なのに、いざ読もうとすると戸惑ってしまいますよね。
そんな「読めそうで意外と読めない」日本語クイズ、本日のお題はこちらです!
「白南風」。
こちらも「しろみなみ……」ではなく、ちょっと意外な読み方を持つ日本語です。いったいなんと読むのでしょうか? ヒントをもとに推理してみてください♪
■ここでヒント!
ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「白南風」の意味は次のとおりです。
「梅雨が明ける6月末ごろから吹く南風。○○○○。」
日常で使われるというより、何かの歌詞や小説などで見かけることが多いかもしれません。読み方のポイントは「南風」の部分。これは沖縄や北九州で主に使われる言葉で、南寄りの風のこと。読み方は「は○」の2文字になります。(沖縄に住んでいた人、沖縄出身の友達がいる人などは、聞いたことがあるかもしれません♪)
さて、そんな「白南風」はいったいなんと読むのでしょうか? さっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「白南風」の読み方は、「しらはえ」もしくは「しろはえ」でした!
「南風」と書いて「はえ」や「はい」と読むのは、知らないとかなり難読なのではないでしょうか。ちなみに、梅雨明けの晴天に吹く南風を「白南風」と呼ぶのと同様に、梅雨どきの雨をともなう南風を「黒南風(くろはえ/くろはい)」と呼ぶこともあります。
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(豊島オリカ)