サウナの基本の入り方、ととのうとは・メリット・ルール&マナー・NG行動・都内おすすめ3選
健康志向高めの女性を中心に、人気に火が付いた「サウナ」。都内の個室サウナでは若い女性が数人で「サウナ女子会」をしたり、恵比寿や表参道を中心にスタイリッシュなサウナスポットがオープンしたり、今とにかく「サ活」がアツい盛り上がりを見せています。
CanCam.jpでは、日本初の女性専用個室サウナ「SaunaTherapy」を展開するオリエンタルバスビューティ コー・ファウンダー/取締役である伊藤慶和さんにインタビューを実施! 伊藤さんのほんわかとしたオーラとお人柄…。さらに極めつけは、ゆで卵のようなぷるぷるお肌に衝撃を受けつつも、基本的なサウナの入り方、「ととのう」とは、サウナでのルール・マナー・NG行動・持参すべきアイテムなど、サウナ女子流の楽しみ方をまるっと聞いてきました♡
オリエンタルバスビューティ コー・ファウンダー/取締役
幼いころからサウナに親しみ、サウナ歴は約30年。現在は日本初の女性専用個室サウナ「SaunaTherapy」を展開中。
▶︎SaunaTherapy 公式サイト
https://saunatherapy.me/
Contents
サウナの基本的な入り方
はじめに、サウナの基本的な入り方について教えてください♪
①シャワーで頭・身体を洗い流す
②身体を拭き切ったあと、サウナ室に入る(目安は6~12分)
③シャワーで軽く汗を流したあと、水風呂に浸かる(目安は1~2分)
④休憩スペースでリラックス(目安は5~7分)
- ②~④をだいたい3セット繰り返すことによって「ととのい」を感じられる
- 水風呂から休憩スペースの移動は速やかにすることがポイント
- サウナ室は上段にいくにつれて温度が高くなるため、初心者は下段から
伊藤さん曰く、「時間はあくまでも目安なので、自分のペースで気持ちいいと感じる過ごし方を見つけてみてください」とのこと。最初は、無理のないペースで始めてみるといいかもしれませんね。
「ととのう」って何?
よく言われている「サウナでととのう」とは、どんなことでしょうか?
「私の場合、サウナ→水風呂のあと外気浴スペースの椅子に座って目をつむると奥に光のようなものを感じます。ほかにも視界がクリアになったり、音が聞こえやすくなったり、いつもより味を感じたりと、五感が研ぎ澄まされて鋭くなっているとおっしゃる方が多いですね。
サウナの基本的な入り方を繰り返すことによって、交感神経と副交感神経が交互に優位になります。すると、日常生活ではなかなか感じることのない格別なリラックス状態になるようで、その状態を〝ととのう〟と言っています」(伊藤さん)
サウナが女性にもたらすメリット
SaunaTherapyは日本初の女性専用個室サウナですが、サウナが女性にもたらしてくれる効果について教えてください。
【1】リラックスし、前向きになる
「フィンランド大使館の方が“フィンランド人はサウナに入ると優しくなる”とおっしゃっていました。サウナ後は、副交感神経が優位になることによってリラックスした状態になり、脳内の疲労物質も流れるのでスッキリした感覚を味わえる思います」
【2】古い皮脂が出ていく
「サウナ初心者の方は、1回目のサウナではどろっとした汗をかく感覚があるかもしれません。その後、水を飲みながら2回、3回とサウナ回転をしていくと汗がサラサラとした感じになります。発汗作用によって、全身の毛穴に残りがちな古い皮脂が出ていくので、デトックス・美肌効果も期待できますよ」
【3】疲労回復の効果がある
「血流が促進されると、身体中の細胞に必要な酸素や栄養が運ばれやすく、いっぽうで老廃物は排出されやすくなります。このように代謝がよくなると、食欲増進や良質な睡眠をもたらします。結果的に生活習慣サイクルがととのうので、疲労回復を実感する人もいるでしょう」
「ロウリュ」って何ですか?
「サウナの祖国・フィンランドで親しまれているサウナの楽しみ方で、サウナストーンに水をかけて熱い水蒸気を発生させるものです。これにより体感温度が上昇し、発汗作用がUP。1回にかける水は少量で、何度もかけてしまうとサウナ室の温度低下につながるので、1回のサウナ(6~12分)につき1回で十分です。
SaunaTherapyでは3種類の独自配合アロマオイルを使ったセルフロウリュを用意しました。香りによるリラックス効果も体験してみてください♪」
サウナ室でのルール・マナー
「今はご時世的に黙浴と言われ、サウナ室でのおしゃべりを禁止しているところが多いですね。一般的な銭湯や温浴施設は、共用である水風呂に入る前には必ず汗を洗い流すのがマナーです。
“友達との会話も楽しみたい”であったり、“共用ならではのルールやマナーにあまりとらわれず利用したい”という方はSaunaTherapyなど個室サウナがいいかもしれません」
サウナ後にすべきこと&NG行動
「汗をかいた直後は、皮膚表面がしっとりした感じかもしれませんが数分経つとすぐに乾燥してしまいます。素肌がうるおっているうちに、スキンケア&水分補給で外側からも内側からも水分を入れておきましょう。
さらにサウナ後は、全身の体温が上がり血流がよくなっているので、飲食物の吸収もいつもより高い状態です。言うまでもなくサウナルームでの飲酒はご法度ですが、サウナ後の飲酒・飲食も適正量を保って楽しんでください」
サウナ女子流!持参すべきアイテム
続いて、サウナをもっと楽しむために持って行くべきものについても聞いてみました♪
【1】サウナハット
「サウナハットは、サウナ室での熱風から頭部を守るための帽子で、のぼせにくくしてくれる効果があります。SaunaTherapyでは日本初サウナアイテム専門店『METOS Sauna Soppi』のサウナハットを自由にお使いいただけます」
【2】スマートウォッチ
「SaunaTherapyでは砂時計を用意していますが、銭湯など場所によって時間がまったくわからないサウナもあります。スマートフォンは持ち込み不可のところが多いため、サウナ用スマートウォッチを持っておくと、ととのうための時間管理がしやすくなりますよ」
【3】サウナプレイリスト
「一般的な銭湯ではなかなか無いかもしれませんが、個室サウナではスピーカーが常備されている場所もあります。お気に入りの音楽を集めたサウナ用プレイリストを作っておくとサウナ時間がより楽しめるかもしれません♪」
【4】ちょっとリッチなパック
「サ活のあとは、肌が乾燥しやすいのでスキンケアで保湿してあげることが大切です。肌が成分を吸収しやすくなっているサウナ後だからこそ、ちょっと特別なパックをしてみるのもいいですね。SaunaTherapyでは『SHIRO』やレバノン発のコスメブランド『サンチュール・ドリアン(SENTEURS D’ORIENT )』のアイテムを自由にお使いいただけます」
【東京都内】女性におすすめサウナ3店
とうとうサウナに行ってみたくなってきたぞ…という方! 都内の女性向けおすすめサウナ3店舗をご紹介します。
①【表参道】サウナテラピー(SaunaTherapy)
ご自身もサウナ好きという、元TBSアナウンサーで現在はモデルとしても活躍する笹川友里さんがクリエイティブディレションを担当していることでも話題の「SaunaTherapy」。サウナ・インテリア・アメニティ、どこを切り取ってもセンス良すぎな女性専用個室サウナです。
②【恵比寿】ひとりサウナプラス
恵比寿にオープンしたばかりの完全個室「ひとりサウナプラス」は、サウナのととのいだけでなく、新進気鋭の女流作家が創り出すアートに触れられることもポイント。恵比寿駅チカの好アクセスで、仕事終わりや休日のお出かけ前にぴったりです♪
③【西荻窪】ルーフトップサウナ(ROOFTOP Sauna)
「ルーフトップサウナ」は個室サウナではありませんが、約20人収容可能な広々とした女性サウナ室を持つ都内最大級のサウナ専門施設です。サウナ室から、水風呂、外気浴の動線を考えて設計されているので「ととのう」体験をしやすいのも嬉しい♡
【まとめ】
これからサウナ女子になりたい!と思っている方向けの盛りだくさんな内容でしたが、いかがでしたか?健康や美容の意識が高い人を中心に、需要が高まっているサウナ。深く「ととのい」を味わいたい人は、個室サウナが断然おすすめです! チャレンジしてみたいという方、ぜひお近くのサウナや温泉・銭湯に行ってみてくださいね♪