「斯様」って正しく読める?
おなじみの漢字でも、組み合わせや送り仮名によっては読めなくなってしまうことがあります。たとえば、外国の都市を表す「巴里」、アレするときに欠かせない「枝折」、有名な曲の歌詞にも出てくる「泥む」など。
そんな「知っているのに読めない日本語」、本日のお題はこちら!
「斯様」。
漢字そのものは難しくないこの日本語、読み方は「きりざま」……ではなく、皆さんも知っている、とある言葉です。いったいなんと読むのでしょうか?
ヒントとして、まずは言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「斯様」の意味は次のとおりです。
[形動][文][ナリ]このよう。このとおり。
現代ではビジネスシーンなど、比較的かしこまった場で主に使われています。「このような内容です」→「斯様な内容でございます」、「こういった状況です」→「斯様な状況でございます」といった言い換えに触れたことのある方は多いのではないでしょうか。ちなみに、ひらがなで書くと「○○う」の3文字です。
さて、そろそろお分かりですね? では正解を見てみましょう。
■正解は、こちら!
「斯様」の読み方、正解は「かよう」でした。ちょっと古めかしいイメージのある言葉ですが、ビジネスメールで見かける機会も意外とあるので、ぜひ覚えてみてくださいね。
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