慶應義塾大学に在籍していた女子大生の頃からブロガーとして活躍し、『キレナビ』編集長として会社員となった今でも定期的に本を出版するなど、多方面で活躍している「はあちゅう」こと伊藤春香さん。はあちゅうさんのブログやTwitterを拝見すると、本当に毎日いろんな人に会い続けています。誰もが知る有名著名人、第一線で活躍するビジネスパーソン。羨ましい! と思う人も少なくないのではないでしょうか? そんなはあちゅうさんに、交友関係に関するコツを伺ってみました。
【1】何よりも、自分の活動を大事にする。
「まずは、交友関係云々よりも、自分の活動を大事にしています。例えば会社の仕事や恋愛コラムが私の軸で基盤です。そういう基盤がぐらぐらしている人って、本物の人は見抜いてしまうんです。あの人よくパーティで会うね、っていうだけの人じゃなくて、尊敬する人たちと一緒に一歩一歩成長していける仲間になりたいんです。でも、自分に確たる実績がないと、仲間とは思ってもらえません。だから、自分のいる場所で、自分のやるべきことをやる。それが、まわりまわって人を呼んでくれていると思います」
【2】SNSでの発信のコツは、普通に人と接するときと同じ。
「SNSだからといって、特段気をつけていることはないです。人があまりに不快になることは書かないくらいです。もちろん100%ポジティブではないですよ。でも、疲れたとか眠いとかちょっとしたことや、ネタとして自虐ネタを書くことはあっても、人を過剰に心配させてしまうことや、特定の人を攻撃することはありません。普段、対面で人と接するときと同じです。誰かをイヤな気持ちにさせない。それだけです」
【3】人との出会いはご縁とタイミング。
「人と人は、ご縁だと思っています。会うときは会うし、会わないときは会いません。私はものすごく頑張って会いに行くことってなくて、タイミングが良かったら会えるかな、と思っています。無理して会う人って、一回会っただけの人になるんです。先日も、共通の知り合いがいることもあり、いつか会うだろうなと思っていた尊敬する人とお会いしたんですよ。名刺交換してメール送ったら、ごはん食べませんかってなりまして。それは、私のコラムやTwitterを見て興味を持ってくださっていたからなんです。きっと、もう少し前だったら、名刺交換をして終わっていました。でも、そうではなく、私としゃべってみたいと思う何かが、今のタイミングであったんだな、って。そのレベルまで自分が達したことは、とても嬉しい、大事なことだなと思います」
【4】知名度は武器。
「有名になると、やりたいことができたときに、人が話を聞いてくれるようになるんです。私の場合、「はあちゅう」という名前が有名であればあるほど、やりたいことができる。「はあちゅうです、こんなことやってます」「知ってる!」だと、話が早い。集客しなきゃ、人を動かさなきゃ、というときにも、自分から直でアナウンスできるのも強いですね」
いわゆる小手先のテクニックではなく、自分の軸や基盤を鍛え、自分のレベルを上げていくことが、結果的に何よりも交友を広げ、深める術となってくれる。そんなシンプルだけれど難しいことを、毎日コツコツと積み重ねているはあちゅうさん。何かと忙しい現代、すぐに効く特効薬を求めがちな私たちですが、日々の小さな努力を重ねていきたいと、改めて実感しました(後藤香織)
キレナビ編集長はあちゅう(伊藤春香)公式ブログ『はあちゅう主義。』:http://ameblo.jp/haruka-ito/
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