英国からやって来た、平均年齢19歳のポップ・ロック・バンド、ザ・ヴァンプス(THE VAMPS)!
メンバーは全員イギリスの地方出身で、ジェイムズ・マクヴェイ(ギター&ボーカル/1994年4月30日生)、ブラッドリー・シンプソン(リードボーカル&ギター/1995年7月30日生)、トリスタン・エヴァンス(ドラム&ボーカル/1994年8月15日生)、コナー・ボール(ベース&ボーカル/1996年3月15日生)の4人。
彼らを語る上で欠かせないキーワードは「SNS」!
2012年夏、自作のアコースティック・ポップ・ナンバーを歌うヴォーカルを探していたジェイムズ。何週間もかけて探した結果巡り会ったのが、YouTubeで自身のパフォーマンスをアップしていた、当時16歳のブラッドリー。ジェイムズはFacebookからメールを送り、2人は会うことに。
「14か15くらいのときには、カバーだの何だの、ソロでいろんな曲を山ほどやってたんだ」とブラッドリー。続けて「スペシャルズやアークティック・モンキーズの曲をカヴァーして、それをYouTubeに上げてた。そこでジェイムズが僕のことを見つけて、連絡してきたんだよ。半年の間、2人で会っては一緒に曲作りをしてたんだ」(ブラッドリー)
次に加入したのが、トリスタン。彼は2010年の年間最優秀ドラマー・コンテスト最終候補者。ブラッドリーとジェイムズの動画をネットで見たトリスタンが、Facebookを通じてジェイムズに連絡し、即メンバーに。最後に加わったのが、コナー。
メンバーがそろい“ザ・ヴァンプス”結成後は、YouTubeにカバー曲の投稿を続け、テイラー・スウィフトやワン・ダイレクションなどをアコースティックカバーした映像が話題となり、ネットなどを中心に人気が火がつき、2013年9月にイギリス国内でCDデビュー。さらに、今年4月に満を持して世界デビューも。
結成のきっかけは「YouTube」。メンバーとの最初のやり取りを「Facebook」で、そしてデビューのきっかけをつかんだのはやはり「YouTube」。“SNS”を介して集まった4人が、CDデビューを果たし、ついには世界デビューまで。バンド結成のきっかけ、人気の広がり方もまた、非常に現代的!
「今の人たちは、YouTubeを介してバンドを組む。結成のプロセス全体にわたって、すごく役に立つ便利なツールなんだよ。僕らはYouTubeを通じてバンドを結成できた。他のメンバーがどんなことをやれるのかとか、どんな音楽が好きなのかとか、ネットを通じて知ることができた。バンドを始めるに当たり、昔みたいに音楽誌に募集広告を出す代わりに、僕らは自分達のことをネットに載せたってわけさ」(ブラッドリー)。
そんな4人が、5月21日、アルバム『ミート・ザ・ヴァンプス』を持って、ついに日本デビュー! 全英2位を獲得した『キャン・ウィ―・ダンス』をはじめとするオリジナル全15曲に、日本盤ボーナス・トラックとして、彼らの名が広く知られるきっかけとなった、ワン・ダイレクションやテイラー・スウィフト、ザ・ビートルズのカヴァーなども収録。かなり聴き応えたっぷりの一枚になっています!
5月末にプロモーションとして来日し、短い期間ながらショーケース、ラジオ&テレビ出演などを体験し、密で充実した数日を過ごした彼ら。Woman Insight編集部も貴重なインタビュー時間をいただき、日本滞在中のザ・ヴァンプスの様子を探ってきました。
Woman Insight編集部(以下、WI) 日本に来て一番「興奮したこと」と「驚いたこと」を教えてもらえますか?
コナー 興奮したのは、明治神宮に行ったこと。結婚式の風景も見られて、すごくキレイだったんだ。
ブラッドリー 大勢のファンに会えたこと。日本にこんなにたくさんファンがいると思わなかった。それと、タワーレコードでのショーケースGIGがすごく熱かった!
トリスタン 驚いたことは、日本の暑さ。僕ら、日本がこんなに暑いと思わなかったよ。
WI この暑さは日本人も驚いてます。今日の取材が終わったら日本を発つと聞きましたが、4日間という短い滞在期間で、想い出に残ってることは何ですか?
ブラッドリー とても短い滞在だったし、プロモーションということもあってほとんど仕事のスケジュールだったから、もっといろいろ体験したかったのに残念。ただ、ショーケース、明治神宮、あと忍者レストランに行ったけど、どれも素晴らしい体験だった。
WI 日本でスケジュールをすべて終えてホテルに帰った後は、どのように過ごしていましたか?
ブラッドリー すっごく過酷なスケジュールで、全員疲れ切ってしまったという日は、みんなそれぞれの部屋に戻ってすぐに寝ちゃったけど(笑)、パワーが残ってるときは、ホテルに帰った後にみんなで集まって映画とかテレビドラマを観たりとか、けっこう4人一緒に過ごすことが多かったよ。
ザ・ヴァンプスのインタビュー前半は、ここまで! 次回は“インサイト”な話へ。日本の女のコの印象、メンバーの“秘密”、そして少しだけ日本の文化を体験してもらいました。ファンの皆さん必見です!(さとうのりこ)
ザ・ヴァンプス(THE VAMPS)
『ミート・ザ・ヴァンプス(原題:MEET THE VAMPS)』好評発売中【通常盤】¥2,200+税
【デラックス盤(CD+DVD)】¥2,850+税ザ・ヴァンプス 日本公式ページ
http://www.universal-music.co.jp/the-vampsザ・ヴァンプス 日本公式ツイッター
https://twitter.com/TheVampsbandjp
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