ショック!不幸体質の原因は「感情がコントロールできない」ことだった

人生が何となくうまくいかない、いつも何かの悩みを抱えている……そんなことを感じる人がすぐに実践できる、人生を激変させる方法を紹介します。

感情のコントロール

幸せになれない人の共通点とは何だと思いますか? それは、感情のコントロールができないこと。例えば、カッとなって相手を攻撃してしまったり、いつまでもくよくよ悩んで暗い表情をしていたり……。悩みは体内に蓄積し、あなたの魅力やオーラをどんどん蝕んでいってしまいます。怖いですね!!

そうならないための秘訣を、意識・感情システム研究家である小笠原和葉さんに伺いました。著作『システム感情片付け術』(日貿出版社)は、東京の八重洲ブックセンター本店でノンフィクション部門のベストセラー1位となる(5/8~15)など評判です。

 

◼︎感情の発生源は「自分」

「まず、感情の発生源について考えてみましょう。例えば、“もう、頭にきた!!”と気に入らない上司に怒ったとしましょう。でも、その怒りの感情自体は、どこかから来たものではなく、自分の中で起こっているものなのです。これは悲しい気持ちや、やるせない気持ちも同じこと。つまり、自分で作りだした感情なのに、うまくコントロールできないのは不思議だと思いませんか?」(小笠原さん)

そう言われてみると、自分で生み出した感情に振り回されるのは謎すぎる……。そうならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

 

◼︎「感情の鍋」からでることを意識する!

「まず、煮えたぎっている鍋を想像してください。感情をコントロールできない人は、煮えたぎる鍋にどっぷりつかっているようなものなのです。グラグラ煮えている鍋をかき混ぜながら、“なんとかしよう”と思っても料理はできませんし、鍋と一緒にヒートアップしてしまいます。すると気が付けば誰も手を付けられない独り鍋になっていることも。ですから、この“感情鍋”から出ることを意識的にやってみてください」(小笠原さん)

 

とはいえ、カーッとなればなるほど、脱出するのは大変。“あの態度は何だ!”とか、“あの叱り方にはヘコむ”“あんな言い方しなくてもいいのに”など嫌な感情はいつまでも心に残って、気分を落ち込ませる……。

 

◼︎感情の負のループに負けないためには”深呼吸”

「感情の“巻き込む力”の強さを意識してください。例えば、“怒る→自己嫌悪→自分を責める→自分を怒らせた相手を責める”という負のループがグルグル……このグルグルこそが感情の正体。これに負けないようにする方法は、考えすぎないことと、ちょっと深呼吸してみることです」

怒りのループが巻き起こったら、ちょっと深呼吸してみる。まずはこの習慣を続けて、“感情鍋”から脱出するコツを体験してみてはいかがでしょうか。小笠原さんが提唱する感情コントロール術は、「人生激変術」として、順次紹介していきます。(前川亜紀)

 

プロフィール/おがさわら・かずは
ボディワーカー/意識・感情システム研究家 東海大学大学院 理学研究科 宇宙物理学専攻課程修了。学生時代から悩まされていたアトピーをヨガで克服したことをきっかけに、 ココロと身体の研究をはじめ、エンジニアからボディワーカーに転身。 施術と並行して意識やカラダを含んだその人の全体性を、一つのシステムとして捉え 解決するメソッド 「プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド(PBM)」を構築。海外からも受講者が訪れる人気講座となっている。

kanjyo

『システム感情片付け術』
著/小笠原和葉 1,400円(日貿出版社)

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