旅行のときのバッグにありがちなこと。
何かと荷物が多い、でも使わない。衣類の収納法がわからなくて移動中にシワになる。どこに何をしまったか忘れる。瓶などの割れ物土産を買うたびに割れないかハラハラ。
でも、年に数回なので別にそれでもいいかなと思っている。
いやいや、一度正しい収納法を身につければ、今後はとってもラクになるんです。
『CanCam』6月号に掲載されている、収納&旅バッグのプロが教える収納のコツをご紹介します!
【1】まずは押さえておきたい、旅バッグ収納の鉄則3つ。
1.袋やケースは、どこに何が入っているか一目でわかる「中身が見えるもの」を選ぶ。
2.脱・「もしかしたら使うかも」! 必要なものを必要なだけ。
3.旅の目的に合わせて中身を変える。例えば、おしゃれがしたいなら洋服を増やしその他を減らす。買いものが目的ならトランクにスペースを作っておく。
【2】トランクに入れる場合は「詰める場所」が超重要!
いっぱい入るので何も考えずに詰め込んでしまいがちなトランク。荷物の特性を考えて入れることで、格段に持ち運びしやすくなります。
上部:細かいもの・すぐ使うもの。底の部分に小物を入れるとバランスが悪く荷崩れの原因になります。
中部:壊れやすいもの。真ん中は外からの衝撃を受けにくいので、瓶などの割れ物や壊れやすいものを収納するのにベスト。ただし、衝撃を吸収してくれるタオルに包むのが必須。
下部:型崩れしないもの。他の荷物の重さがかかっても大丈夫なものを入れましょう。底に重いものがあるほうが、重心が低くなり運ぶときも楽に感じます。
【3】衣類の収納は「トランクのサイズに合わせてたたむ」。
丸めて収納する人も多いですが、衣類はシワにならないことが重要。折りたたむ回数を最小にして、トランクの全面または半面に合わせてたたむとシワになりません。
【4】瓶や匂いのする食べ物など、持ち帰りにくいお土産の正しい持ち帰り方はコレ。
瓶などの割れもの:ビニール+布類。お酒や調味料などの瓶は、万が一中身が漏れても大丈夫なように、まずビニール袋に。その後、クッション性のあるタオルや衣類で包んで衝撃から守りましょう。
匂いのするもの:新聞紙+ビニール。まずは匂いを吸収してくれる新聞紙でくるみましょう。その上で、ジップつきのビニール性の袋に入れると、液漏れが防げます。
すべて基本中の基本ですが、意外と知らなかった! という方も多いのではないでしょうか? ゴールデンウィークの旅行シーズン、こちらを参考にしてストレスフリーな荷造りをしていきましょう!(後藤香織)
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