人間関係って、すべてのことのベースです。仕事場でも、どんなに仕事内容が楽しくても人間関係がうまくいかないとイヤな気持ちになってしまったり……。楽しくいい仕事をして生きていくには、職場やプライベートでの女性同士の「いい関係」が不可欠。人間だもの、ポジティブな話をして刺激を受けあう日だけではなく、少しくらいグチや不満をこぼしたくなる日もある。そんなときのルールを、トータルビューティサロンukaの代表であり、ネイル界のカリスマとして様々な女性と接している渡邉季穂さんが『Oggi』で解説しています。
【1】そもそも、グチや不満をこぼすのは、全然悪いことじゃない!
誰だってトラブルや衝突が続けばどんより後ろ向きモードになる。そんなときにためこんでいたグチや不満をこぼして「あースッキリした!」と、明日に向かうパワーになれば、それは意味のある時間です。
【2】そのグチや不満、引き際が肝心です。
ネガティブなことを言い続けていると、言っているほうも聞いているほうも次第に疲れていってしまうもの。ともすれば発散どころか、物事への意欲がさらに低下する危険性も……。それを避けるために心得るべきなのは「引き際」。言い疲れて空気が淀みきってしまう前に切り上げ明るく締めることが大切です。
【3】取扱い注意、「あなたは全然悪くない」。
自分が言うときだけでなく、人のグチを聞くときにも注意が。「あなたは全然悪くないよ~」などと乗せて、不満を必要以上に言わせてしまったり、怒りを増長させてしまうのは要注意です。グチや不満は、生まれては消える泡のごとく扱う「シャンパン法」を採用しましょう。
【4】人間関係、カテゴリ分けをしてみる。
仕事のやる気を上げたり、プライベートの引き出しを増やすのに欠かせない存在である同性の友人。そんな人がどれだけいるかが成長の鍵にもなります。渡邉さんはどんな人とも「共通項」を見つけることを大事にしています。例えば「演劇」「美容」など、好きな分野ごとに顔ぶれも変われば、人脈も広がっていきます。普段は上司と部下という関係であっても、共通項の感性が合い「共通言語」があるなら、立場や年齢のギャップも飛び越え、情報交換をしてお互いにセンスを磨きあえる。共通項を深く語り合う仲間がいろいろといれば、ひとりの人に自分のすべてをわかってもらおうとするよりも、人間関係もスムーズにいくのではないでしょうか。
適度にグチを言い合いつつ、磨きあえる仲間がいることは成長の圧倒的な加速につながります。もっと成長したいという方も、もっと人とうまく付き合いたいという方も、是非これらを取り入れてみてはいかがでしょうか?(後藤香織)
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