あるある!ひどいことされてもなんか憎めない人、どんな魔法を使ってるの?

あるある!ひどいことされてもなんか憎めない人、どんな魔法を使ってるの?

女性

客観的に見るとかなりひどいことをしているのに、憎めない人っていますよね。何だかズルい! と思われるかもしれませんが、もしかすると人の心をつかむ術を把握しているのかもしれませんよ。そこで今回は、ひどいことされても嫌いになれない、憎めない人はどんな魔法を使ってるのかをご紹介いたします。

■プラスのギャップを生み出している

憎めない人の多くは、ギャップ効果を活用していると言えます。やはり人はギャップに弱いのです。ギャップ効果とは、ある人がそれまで周囲から抱かれていた印象と、あまりにもかけ離れた行動をとると、最初の印象が上書きされ後者のイメージが増幅された形で残ることを言います。

いつもツンツンしている女性がデレデレ状態になると特に可愛く感じるというのが、そのいい例です。そのため、いつも迷惑をかけてばかりの人でも、ここぞという場面でいいところを見せると、それまでの低評価をぬぐい去り、これまで以上の評価を得て好印象になってしまうのです。

 

■好意を包み隠さず伝える

なんだか憎めない人は、どんなにドジだったりひどいことをしたとしても、楽観的で素直な性格である場合が少なくありません。相手に迷惑をかけて大目に見てもらえたときも、「ごめ~ん!」「助かったよ~」など、受け取った好意に対し素直に好意で返せるのです。

心理学には投射という防衛機制があります。これは、表面的には好意を示していても心の中で嫌っていると、その敵意が無意識に相手の感情に投影されてしまうという心理傾向。腹にいちもつ抱えているというのがこの状態です。しかし、楽観的な人には悪意や思惑がないため、素直になれるというのが強み。腹が立ったとしても、意図的ではないから仕方ないと思わせてしまうのです。

 

■期待のかけ方が上手である

憎めない人は頼みごとをしたり甘えるのが上手です。人に頼みごとをするときに、ついつい「~しておいて!」などと言う人がいますが、こういうタイプは損をしていると言えます。指示・命令をするのでは、感じ悪いと思われてしまいます。しかし、これが「○○してくれたら嬉しいな」といった依頼の姿勢を見せられると、良いイメージが相手に伝わります

また、計算をしていなくてもピグマリオン効果が身に付いているケースもあります。このピグマリオン効果とは、相手に期待をするとその通りになる心理現象のことを指します。憎まれない人は迷惑をかけたとしても、いつも本当に優しいよね~ といったフレーズをサラリと使っているのです。そこまで言ってくれるんなら、まぁ仕方ないか…… とついつい許したくなってしまうのです。

 

■無意識的にミラーリングをしている

憎めない人は、人マネが得意なケースが多いかもしれません。相手と自分が似たようなタイミングで発言したり、同じしぐさを取ることをミラーリングと言います。あたかも相手が自分の鏡のような行動をとるためそう呼ばれるのでしょう。人は好きな相手とは同一でありたい、一心同体でありたいという心理傾向を持っています。好きな人と同じ態度や行動、同じ心理や気持ち、同じ趣味など共通点を持ちたいと思うわけですね。

このミラーリングの裏側には、人は自分と似た人を好きになる類似性の法則が隠されています。ひどいことをされても、似た行動や態度を取る人に対しては、心から憎むことができなくなってしまう理由がここにあるのです。

憎まれない人は、どんなに非常識でひどいことをしても、その他のどこかでそれを上回る優しさを見せていたり、埋め合わせをするようなアクションを起こしていることが多いと言えます。もちろん、それはネガティブなアクションと比べると、補えるようなものではないかもしれません。でも、頭の中でこの人って根はいい人なんだよなぁと補完してしまう見せ方ができているのです。……たしかに、ちょっぴりズルいですよね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。