普段何気なく使っている日用品の名前が、実は企業の商品名=登録商標だったということ、よくありますよね。
たとえばこちら。
一般名称は「ラップフィルム」。「サランラップ」というのが登録商標なのは有名な話ですが、知っていてもうっかり使ってしまうことが今だによくあります。
というわけで、「一般的な呼び方だと思ってたけど、実は商品名(登録商標)」というものを集めてみました! あなたはいくつ知っていますか?
まずはこちら。
■プチプチ
割れものを梱包するときに包むのに使う、アレ……といえば、「プチプチ」。
ですが、これもなんと商品名! 川上産業株式会社の商標で、一般名称は「気泡緩衝材」といいます。
川上産業(株)は突起を2つ合わせた姿が8を連想させることや、突起を潰す時の音が「パチパチ」と聞こえることから、毎年8月8日をプチプチの日にしたそうです。これは、私は全然知りませんでした!
つづきまして、こちら。
■サインペン、マジックペン
サインペンはぺんてる株式会社の商標で、マジックペンは株式会社内田洋行の商標の正式名称『マジックインキ』に由来するもの。ちなみに、サインペンは水性、マジックペンは油性となっています。
「フェルトペン」または「マーキングペン」、「マーカーペン」というのが一般的だそう。ううむ。なかなか混乱してきました。
続いては、こちら!
■オセロ
あの有名なボードゲームのオセロも、実はツクダオリジナルの商標名。一般名称は「リバーシ」。
オセロというボードゲームは、日本人の長谷川五郎さんによって考案されたものだそう。カタカナだから、外国由来のゲームだと思っていました! ちなみにオセロの名前の由来はシェイクスピアの『オセロ』が語源だそうです。
最後はこちら!
■ウォシュレット
今やもうトイレには欠かせないウォシュレットも、TOTOの商標名。一般名は「温水洗浄便座」というんだそう!
このウォシュレットの由来は2つあると言われています。
ひとつ、「洗う」を意味する英語「Wash(ウォッシュ)」と、「トイレ」を意味する「Toilet(トイレット)」のレットを組み合わせた、という説。
もうひとつは、“さあ、洗おう”という英語「Let’s wash(レッツウォッシュ)」の前後を逆転させたことに由来する造語と言われています。
どちらも納得できますが、2つ目は面白くて個人的に好きです♡
いかがでしたか? 他にもいろいろありますが、中には「エスカレーター」や「ホッチキス」など、元々は商標名なのにそのまま普通名称となったものなどもありました。
改めて身の周りのものの名前に着目してみると、クイズみたいで面白いものですね! みなさんもちょっとした空き時間に探してみてくださいね。 (こぐれみき)
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