日本人のお尻は4タイプ!骨盤が閉まりやすい秋冬は美尻のチャンスです
お尻は人によって、形がさまざま。なぜなら、骨盤の形や生活スタイルが違うから。
実は、お尻が大きくても垂れにくい欧米人のようなプリッとしたお尻を目指しても、骨盤の形が異なる日本人のお尻ではなかなか難しいのだそう。
だから、日本人には日本人のお尻に合ったエクササイズが必要不可欠!
まずは、自分のお尻の形をチェック。それぞれのお尻に合わせた最適なエクササイズをしていくのが、“やまとなでしこ美尻”への近道! 自分のお尻にいちばん近いのはどのタイプ?
Contents
日本人に多いお尻4タイプ
「垂れ尻」
- 骨盤が張っている
- 脚を後ろに出す動きが苦手
- お尻をもち上げると脚が長く見える
4タイプの中でも骨盤がいちばん寄りかかり気味のため、脂肪が垂れやすいお尻。歩いているときに、脚が体よりも後ろに行かず、ひざを曲げたままペタペタと歩きがち。骨盤が固まっていて動かしにくいと感じることも。
「偏平尻」
- ボーイッシュな体型
- パンツをウエストのサイズで選ぶとお尻部分が余る
- 下腹部が出やすい
やせ形でお尻に脂肪がつきにくいタイプ。他のタイプと違い、骨盤が前に傾いている欧米型です。下腹部がぽっこりと出やすく、幼児体型に近いのも特徴。骨盤周りの筋力が弱いため、座ると脚をすぐに組んでしまいがち。
「四角尻」
- スポーツをよくしている
- 脚の間に隙間がない
- 触れると固い
筋トレやランニングをしている人に多い四角尻。両脚をそろえて立ったときに、脚の間に隙間ができないのが特徴のひとつ。お尻に力を入れるとえくぼのような凹みができることもあるため、別名“ピーマン尻”とも言います。
「出っ尻」
- 立ち姿を横から見るとお尻が突き出ている
- 歩くときにあごが上がり気味
- 腹筋が苦手
腹筋が弱くて前のめりになりやすく、立ち姿を横から見ると、お尻がいちばん突き出ているタイプ。バランスをとろうとして自然とあごが上がり気味。骨盤から背中にかけて反っていて腰が前に入りがちなので、腰痛になりやすいタイプ。
自分のお尻のタイプがわかったら、ボディワークプロデューサー・kyoさんによる、デニムが似合うお尻になれるエクササイズにトライ!
「垂れ尻」に効く、脂肪つかみ上げエクササイズ
(1日5セット)
壁などに手を添え、右手で右側のお尻の脂肪をつかみながら脚をまっすぐ後ろに上げます。体をねじらないよう気をつけ、同時におなかを引き締めて10秒キープ。左側も同様に。お尻のつかみ方は、丸みをつぶさないよう注意を。
「偏平尻」に効く、筋力アップエクササイズ
(5秒キープ×5回)
うつぶせに寝て、両ひじを立てて手で顔を支えながら上体を起こします。おなかに力を入れて、顔と足全体を上に。おなかに力を入れないと腰を痛めるので気をつけましょう。できない人はおなかの下にタオルを入れて支えてもOK。
「四角尻」に効く、丸み復活エクササイズ
(1回各1分)
左脚はあぐらをかき、右脚はひざを立てて床に座ります。右脚を体の前でクロスさせ、お尻から太ももの外側を伸ばします。上半身は正面をキープし、お尻が浮かないように反対側も同様に。そして日頃から固いお尻をトントンとほぐすようにマッサージを!
「出っ尻」に効く、腹筋力アップエクササイズ
(10秒×5回)
ひざを立てた状態であお向けに寝たら、おなかとお尻に力を入れてお尻を上げます。手の力で体を支えるのではなく、おなかとお尻の力を使って行うと◎。かかとはひざの増したにくるようにし、肩からあごまでまっすぐのラインをキープして。
【まとめ】
骨盤は暑いと開き、寒いと閉まって体温を調節しています。だから、寒くなるこれからの季節は骨盤が閉まりやすく、キュッと引き締まった“美尻”をつくるのに最適なんだとか。
たまの1時間より、毎日数分のコツコツが効果的! お尻のタイプに合った、簡単な1ポーズエクササイズを早速今日から始めましょう!(さとうのりこ)
★詳しくは『美的』2016年10月号(小学館)に掲載
*モデル:南りほ(Instagram:@__rhcih)