多部未華子「頼りになる年上の男性に惹かれる」【インタビュー後編】

見た目は20歳、中身は73歳! とっても可愛いのに……どこか変?

誰にも言えない秘密を抱えた、“超絶あやしい20歳” が日本中を魅了する!!

あやしい彼女,多部未華子

周囲から煙たがられる73歳のおばあちゃん瀬山カツ(倍賞美津子)は、女手ひとつで娘を育て、望むような人生を生きることはできなかった。ある日、娘の幸恵(小林聡美)と喧嘩し家を飛び出した先で、ふと目にした写真館に引き寄せられる。「このカメラでお姫様にしてあげますよ」という店主(温水洋一)の勧めで写真を撮って店を出てみると、そこにはなんと20歳(ハタチ)に戻った自分がいた……

20歳の麗しい容姿を取り戻したカツは、“神様がくれたチャンス?” とばかりに、髪型、洋服、そして名前も節子(多部未華子)と変え、思い通りに生きられなかった人生を取り戻すために新しい生活を始める。ある日商店街で開催されたのど自慢大会で、犬猿の仲のみどり(金井克子)に張り合うように得意の昭和歌謡を気持ちよく熱唱。その歌声は会場中を魅了し、音楽プロデューサーの小林(要潤)や、孫の翼(北村匠海)なども巻き込み、歌手になる夢が動き始めた……!

カツの行方を心配する次郎(志賀廣太郎)や幸恵などをよそに、大好きな歌を歌い、淡い恋もして…あきらめていた奇跡のような日々を送る節子。その姿は関わる人たちに、勇気や夢を与えていくが、そんな夢は長くは続かず……?

 

映画『あやしい彼女』にて、主人公・瀬山カツが20歳になった姿の、大鳥節子を演じる多部未華子さんに行ったインタビューの後編です。

前編はコチラ→多部未華子「高校時代に事務所に無断で●●した」【インタビュー前編】 
多部未華子,あやしい彼女

Woman Insight(以下、WI) 今回、要さんとのシーンが多かったですよね。共演されてみていかがでしたか?

多部未華子さん(以下、多部) 要さんは、とても良い方でした。

WI 勝手なイメージですが、要さんって面白い人なんじゃないかなって気がします。

多部 はい。面白い方でした! 共演は2度目で、今回は特に面白かったです。要さんも盛り上げているつもりはないと思うんですが、なんかこう……要さんが現場に来ると、和気あいあいとしていましたね。

WI ムードメーカー的な存在だったんですね! そんな要さん演じるプロデューサーに、思いを寄せるようなシーンもありましたが……実際に多部さんだったら、頼りになる年上の男性と、翼のように夢を追いかける年下の男の子。どちらに惹かれますか?

多部 やはり頼りになる年上の方ですね。夢を追いかけられても、手伝ってあげられないので、困りますね (笑)。