女同士の「マウンティング」から脱出する方法【山口真由さん】

今注目のキャリアウーマン・山口真由さん。。6月に発売された著書『東大首席弁護士が挫折を繰り返して見つけた 努力が99%報われる25のヒント』は、働く女性のバイブルとなっています。

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そんな山口さんに、特別インタビューを敢行! 彼女が現代女性に伝えたい「生きるヒント」について、全3回でお届けします。

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第1回は、「マウンティング脱出法」。職場、女子会、SNSなど、様々なところで繰り広げられる“女性同士のマウンティング”から、いかにして山口さんが脱出したかを語っていただきました。マウンティングに疲れている方、必見です!

 

Woman Insight編集部(以下、WI) 総務省や弁護士事務所って、優秀な女性が集まっていますよね。そんな世界でも、マウンティングって存在するんですか? 「私の方が上!」みたいな不毛な会話や行動、デキる女性たちはしないのではないかと思うのですが……。

山口真由さん(以下、山) いえいえ、そんなことはなかったです。女性がいれば、どうしてもマウンティングって起こってくるんですよ。どんなに優秀な女性でも、やっぱりどこかで“お姫様願望”が抜けないというか……。「自分が1番」って、周りにアピールしたくなるのは、女性の持っている根源的な願望なのかもしれません。

 

WI そうなんですね。山口さんは、実際マウンティングを感じて、しんどく思ったりしたことはありますか?

山 先輩から「真由ちゃん! どれだけ仕事を頑張ってるか知らないけど、女はやっぱり結婚よ!」と言われたときはすごく凹みましたね。仕事熱心で、憧れの方だったんですよ。マウンティングされたことも辛かったですが、結婚したとたんそんな風に言い出すこともショックで……。あと、職場では理性的な方なのに、飲み会では誰よりチヤホヤされないと拗ねちゃう“めんどくさい女子”に豹変する上司も(笑)。若手時代に、そういう先輩の姿をたくさん見たので「自分はああなりたくない……」と思っていました。