結婚できるか不安！仕事でストレスたまる！25歳女子たちの本音から見えてきたこと

ずいぶん古い流行語ではありますが、25歳の女性をクリスマスケーキと呼んでいたことがありました。

25日を過ぎるとクリスマスケーキって売れ残り、安売りされますよね。それを女性の年齢に当てはめて、24歳までは結婚の条件をいろいろつけていたけれど、25歳を過ぎて条件を下げる（＝自分を値引きする）女性をクリスマスケーキと呼んでいました。サザエさんも24歳ですからね……。25歳はかつては分岐点だったようです。
ですが、結婚適齢期が高くなるとともにこの意味は使われなくなり、今となっては死語となっています。

それでは、現在の女性の25歳という年齢では、何を考える時代になっているのでしょうか。セルフメーキャップブランド「インテグレート」が調査した「25歳女子のイマを解き明かすアンケート調査」の結果を見ていきましょう。

■仕事上のストレスが大きいが、責任のある仕事も増え、自身のキャリアについて深く考えている

イマの25歳女子の仕事や職場の状況

仕事上でのストレスが大きくなってきた　　　　　67.0％
責任のある仕事が増えた　　　　　　　　　　　　64.7％
自身のキャリアについて深く考えるようになった　62.0％
新しい仕事にチャレンジする機会が増えた　　　　59.7％
転職したいと思うようになった　　　　　　　　　57.3％

25歳の女性の仕事について質問した結果、67.0％の人が「ストレスが大きくなっている」と答えました。また「責任ある仕事が増えた（64.7%）」「新しい仕事にチャレンジする機会が増えた（59.7％）」という回答も多く、社会人としてより高度な仕事が求められていくタイミングであることがわかります。

こうした仕事内容の変化から「キャリアについて深く考えるようになった（62.0％）」のかもしれません。

■まわりに結婚・出産が増え、意識が強まるものの、自分が結婚できるか不安も

イマの25歳女子の恋愛や友人関係の状況

自分のまわりで、結婚や出産を経験した人が増えてきた　　　　　　　　　85.3％
以前よりも、結婚や出産を強く意識するようになった　　　　　　　　　　80.7％
このまま働き続けて結婚や出産ができるのか不安になってきた　　　　　　68.0％
年齢や立場に関わらず、より多様な人たちと付き合うようになってきた　　49.3％
ママになった子と会う機会が減るなど、元々の交友関係に変化が出てきた　45.0％

かつてクリスマスケーキにたとえられた25歳の女性。現在の25歳の女性も結婚は気になるようです。

「まわりに結婚や出産する人が増えてきた」女性は85.3％にのぼり、その影響からか「以前よりも結婚や出産を強く意識するようになった（80.7％）」女性も80%を超えています。

その一方で「このまま働き続けて結婚や出産ができるのか不安になってきた」女性も68.0％に達し、仕事と結婚の両立に揺れ動く姿が浮き彫りになりました。

そんな心揺れる年齢ですが、「ぼんやりしていられない、素敵な大人の女性になるための分岐点」と考えている25歳女子が80％以上にのぼりました。

その理由を聞いてみると……？

■25歳が素敵な大人の女性になるための分岐点だと思う理由

「結婚、出産など、人生を左右する決断をしなければいけない歳になってきたから」（25歳／公務員）

「若いだけでちやほやされなくなるため、自分の努力で魅力をつくっていかなければならないと思うから」（25歳／会社員）

「社会人にも慣れてきて、このままこの道を進んでも良いのか、どうしたいのか真剣に考えることが増えたので。自分がどうしたいのかをしっかり考えなければ、ただただ時間が過ぎていくだけでもったいないと思う」（25歳会社員）

結婚に対する意識、環境の変化など、さまざまな回答が集まりました。その中でも目立つのは「経験」と「選択・決断」です。

さまざまなことを経験し、自分の将来について選択・決断していかなければならない年齢──それがイマの25歳女子が考える「25歳」なのかもしれません。