2015年4月18日（土）22時からスタートするNHK土曜ドラマ『64（ロクヨン）』。先ほどは速報で概要をお伝えしましたが、そんな地方警察を舞台にしたミステリードラマの記者会見は、笑いありで和気あいあいと行われました。
「ピエール瀧です。ふだんは電気グルーヴというバンドをやっています」と挨拶したピエール瀧さんは、今回の主演について「正直、意味がわからない。というのが率直な感想です」。後で、なぜ自分が選ばれたのかを聞いたところ「昭和の顔だから」と言われたそうで、「顔が古い、ということで採用です（笑）」「顔一枚でこのドラマの主演を選ぶなんて、NHKはどうかちゃったのかと思いました」と報道陣を笑わせました。
いつもは、ご自身が出演されたものは1回くらいしか見ないというピエール瀧さんですが、この作品については5回ほど見たそうで「見るたびに新しい発見があります」と語りました。
ピエールさん演じる、警官・三上の妻役を演じる木村佳乃さんは「ピエール瀧さんに、とっても興味がありました」と告白。『アナと雪の女王』のオラフに木村さんの娘さんがハマっていて、その声を演じたピエールさんと共演してみたかったのだそう。
続いて、ピエールさんの部下である広報担当の警官を演じる新井浩文さんは、「映画の犯罪者役のトップスリーのうち、ふたり（新井さんとピエールさん）が刑事役ですから、NHK攻めるなーって思いました」とコメント。
三上と対立する記者クラブのリーダー的存在の新聞記者を演じるのは、永山絢斗さん。「記者っていう仕事を今まで理解していなかった」と言う永山さんに対し、映画版の『64（ロクヨン）』では俳優の瑛太さんが同じ役を演じることを受け、ピエールさんが「ドラマ版はビータです」と笑わせました。
三上の広報室の部下役を演じる山本美月さんは「演じられるか不安だったので、この作品については事前に勉強しました」とのこと。「小さい頃の将来の夢が警察官だったので、制服を着られてうれしかった」と語る山本さんに「コスプレクイーンですからね」とピエール瀧さんが添えると、照れた顔を見せました（それもまた萌え）。
ミニワンピースに身を包んだ山本さんは、さすが現役モデル、長い脚がすらり。”山本美月、美脚を披露”というメディアの小見出しが目に浮かびます。
どの出演者もドラマの出来上がりに大満足だった様子のNHK総合ドラマ『64（ロクヨン）』。4月18日からの放送が楽しみですね。（安念美和子）
NHK土曜ドラマ『64（ロクヨン）』
http://www.nhk.or.jp/dodra/rokuyon/
放送予定：2015年4月18日（土）スタート／総合テレビ22:00～22:58（全5回）
原作：横山秀夫『64』 脚本：大森寿美男 演出：井上剛、増田静雄 音楽：大友良英 制作統括：屋敷陽太郎
出演：ピエール瀧 木村佳乃 荒井浩文 永山絢斗 山本美月
萩原聖人 高橋和也 村上淳 平 岳大 きたろう 古今亭菊之丞 入山杏奈
吉田栄作 尾美としのり 中原丈雄 段田安則 柴田恭兵
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