【後悔しない部屋選び6】便器に雪!和式風の洋式!「トイレ」のがっかりエピソード集

ようやくあたたかい日が増えてきて、冬の終わりを感じる今日この頃。もう春ですね。春と言えば……新生活! 入学や就職などで、ひとり暮らしを始める、知らない土地に引っ越す、なんて人は多いのではないでしょうか。私も1年前の今ごろにひとり暮らしを始めたので、なつかしく思います……。

Woman Insightでは、そんな方々が新しい生活のはじめから「こんなはずじゃなかった!」と思うことのないよう、すでにそんな問題に見舞われている方々のエピソードを集めてみました。これから引越しを控えている方々にぜひ参考にしていただきたいものばかり!

今回は20~40歳の男女80名(男性30名、女性50名、平均年齢29.9歳)にアンケート調査を実施! 思わず「あるある!」と思ってしまうものから、「よくそんなところに住めるなあ……」と思ってしまうようなものまで、本当にさまざまなエピソードが集まりました。お風呂、キッチン、トイレ、近隣住民などなど……ジャンルで分け、エピソードをご紹介していきます。

さて今回は第6回。前回の「お風呂編」に引き続き、今回も水回りの「トイレ編」! お風呂に比べて問題が少なそうなトイレですが、意外といろんな問題があるんです……。

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◆トイレに変なスペースや機能、欠陥がある(あった)方、エピソードを教えてください!

「帰宅すると、便器にたまっているはずの水が空に……そのせいで、パイプから発生する異臭が部屋全体に充満していた」(自営業・30歳 男性)

トイレの便器の中にある程度たまっている水、あれは「封水」というのですが、実はあれで嫌なニオイが逆流してくるのを防いでいるんです。

その水がなくなってしまうのは「サイフォン作用」が原因だと考えられます。その場合、掃除で解決できる場合もありますが、パイプ自体に問題があってパイプ交換の必要がある場合も。

また、まれに長期不在にして単純に「蒸発」で水がなくなってしまう現象が起きることもあります。いずれにしても、原因を確かめるために水道会社や管理会社、大家さんなどに相談してみなくてはいけませんね。

 

「トイレの天井が高くて、上のほうの棚に手が届かない。掃除用具やトイレットペーパーを入れておきたいが、脚立がないと取れないから使うのを躊躇する」(会社員・26歳 女性)

脚立を置きづらく、意外とよく使うのがトイレの棚。引っ越しをする際はきちんと届くかどうかをチェックしておくのが大切です。

 

「元々和式トイレだったのか、そこに便器と蓋をつけただけのような洋式トイレだった。使う分には問題はないが、見た目が嫌だった」(学生・20歳 男性)

たまに見るこの形! 明らかに和式だっただろ! と突っ込みたくなるあのタイプですね。たまに古い飲食店や観光地でお目にかかりますね。

 

「先日トイレが詰まり、管理会社経由で業者さんに来てもらって原因を確かめたところ、トイレの配管が下へ流れるタイプではなく、壁に向かっているタイプであるため、もともと流れにくい構造であるらしい。こういう専門知識はもっと早く知りたかった!」(Webディレクター・24歳 女性)

先程の「サイフォン作用」は、こういった構造が原因の場合もあります。もし交換できるなら、交換してほしいところですよね。

 

「狭すぎて、座ると扉に膝が当たるレベルだった。立つのも座るのもいつも苦労した」(学生・21歳 男性)

扉を開けると即トイレ! って、あまり見ませんが、全体の面積が狭いとギリギリの場合があります。どうしても気になるようなら住まないようにしましょう、としか言えませんが……。

 

「トイレとリビングが近すぎて、トイレの音が筒抜けだった。友だちや彼氏が来たときはとても使いづらくて、音楽を大きな音でかけたり、テレビを大きめの音でつけて誤魔化していた」(会社員・24歳 女性)

内見時に水回りを使える場合は、チェックしておくといいと思います。もし確認できないようなら、位置を見て、案内してくれた不動産屋さんの担当の人に聞いてみましょう。

 

「冬になると、トイレについている小型換気扇から雪が降り積もる」(印刷業・36歳 男性)

換気扇は換気扇という名前なので、外とつながって換気できるようになっているわけです。雨風が強いと吹き込むケースはどうしてもあるようなのですが、雪が吹き込んでくるのは困りますね……。

 

お風呂と同じ水回り、どんな問題があるのだろう……と思ったら、異臭や広さなど、さまざまな話が登場しました。

排水の部分に関しては、事前にしっかり確認しておかないと、また引っ越しをするはめになってしまうかもしれません。

さて次回は、「キッチン編」! 1口から3口、IHかガスか、シンクなどの広さは……などなど、チェックポイントが結構多いのがキッチン。はたしてみなさんどんなお悩みを抱えているのでしょうか。次回をお楽しみに!(鈴木 梢)

 

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