原因から考える!パートナーが大切な記念日を忘れている時にするべきアクション

パートナーが大切な記念日を忘れている時の心理アクション

今日は大切な記念日。彼や大切な人からのアクションやサプライズを期待してしまうというのが、女心というもの。でも、大切な日に限って何も動きが無さそう…… 女子としてはガッカリしてしまいますよね。そんな時、あなたはどうやって彼に気づいてもらいますか? そこで今回は「パートナーが大切な記念日を忘れている時の心理アクション」についてご紹介いたします。

■女子と男子のコミュニケーション観の違いとは

古来より男性は狩猟をし、女性は集落で留守を守っていました。集落で共同生活を行う女性たちは、病気やケガなど一緒に生活する人たちの小さな変化にも敏感でなければならなかったとされます。そのため、他人の状態を察する能力が敏感になったという進化論があります。しかし、男性は女性ほど察する能力がそこまで敏感ではありません。獲物を取るために論理的な思考を組み立てる能力は優れているのですが、女性のように直観力は優れていないのです。男女の脳がそれぞれ持つ得意不得意を理解することで、記念日を忘れていたことに対する怒りも抑えられるはずです。

■男女の脳の違いからみる“すれ違い”とは

男女の空間認識能力には大きな違いがあるとされ、男性は遠くにあるものを見ることに優れており、女性は自分の近くにあるものをしっかり見ることに長けています。これは左脳と右脳との連携能力の違いが関係しています。女性は目に入った情報を素早く認識し、処理することができるため、細やかなものごとを把握する能力が高いのです。そのため、直近のことを男性はわすれてしまいがちなのです。そういった男女の脳に違いがあるということを認識して関わっていけば、記念日トラブルも少ないはず。

■結局大切なのは“○○○形式”で伝えること

女性は付き合っている相手から自分にまつわる話題を「覚えている」ことで、愛情を感じると言えます。そのため、彼が記念日を忘れていると、かなりショックを受けてしまうでしょう。しかし、男性は目の前のことに集中するとそれ以外のことが抜け落ちてしまう傾向にあり、彼女のことが好きでもあまり細かいことを覚えていないことがほとんどです。そのため、率直に「今日、記念日なんだけど」と伝えた方が良いでしょう。でも、それだけだとカドが立つので、「今日、何の日だと思う?」とクイズ形式で伝えれば、「あっ、しまった!」と思うはず。覚えてないときは軽く拗ねてみることで、彼もあわてて動いてくれるのでは。

■(高等テク)忘れたフリをして、後日「記念日」を改める

付き合いがスタートした日など男性が記念日を忘れていた場合は、自分も忘れたフリをしてみるのも手です。「あ、そういえば昨日付き合ってからちょうど1年だったよね」と、話題に出してみるのです。あなた自身も忘れていたということにしておけば気まずさも少ないため、改めてお祝いしてくれる可能性も高まるでしょう。男性に何かをしてもらう際には、“大義名分”が必要だということも覚えておきましょう。

終わりに

たかが記念日、されど記念日。せっかくの大切なタイミングなのに彼がうっかり忘れてしまっていたら、ケンカの火種になってしまう恐れもありますよね。でも、男性が大切な日を忘れてしまうのは、脳のつくりの違いによるものだと思ってみてはいかがでしょう。怒りも少しは和らぐはずです。冷静になってきちんと伝えれば、きっと彼もアクションを起こしてくれるのではないでしょうか。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。