「忸怩」の読み方と意味、分かりますか?「どろ…」ではありません

「忸怩」って読める?


日常で目にするたくさんの漢字。その中には、読めないけれど「まあいっか」とスルーしてしまうものもあるのではないでしょうか? たとえば駐車場で見かける「月極」、契約書で見かける「約款」、ファッションサイトで見かける「楊柳」など。

そんな「読めそうで意外と読めていない」漢字クイズ、本日のお題はこちらです♪

「忸怩」

ニュースサイトなどで見かけることが多い、この日本語。あなたは正しく読めていますか? 曖昧なままスルーしていた……という方は、ぜひこの機会に正しい読み方をマスターしちゃいましょう!

 

■ここでヒント!

小学館『デジタル大辞泉』によると、「忸怩」の意味は次のとおりです。

【一】[名](スル)深く恥じ入ること。

【二】[ト・タル][文][形動タリ]深く恥じ入るさま。

「忸怩する」「忸怩たる」と2種類の用法がありますが、どちらも「深く恥じ入る」という意味で使われています。

実際の使われ方としては、有名人が不祥事を起こして会見する際に「忸怩たる思いでおります(=とても恥ずかしく思っています)」と言ったり、スポーツ選手が試合で負けたとき、ニュース記事で「内心、忸怩たる思いがあったのではないか」と書かれたり……。意味が「恥じ入るさま」なので、どちらかといえばネガティブな場面で使われることが多いかもしれません。

 

さて、そんな「忸怩」の読み方は? 早速正解を見てみましょう。

 

■正解は、こちら!「忸怩」の読み方、正解は「じくじ」でした! 忸と怩は、どちらも漢字そのものが「恥じる」という意味を持っています。それを知ると「深く恥じ入る」という意味にもうなずいてしまいますね。

 

CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です♪ 明日のクイズもお楽しみに!(豊島オリカ)

 

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