読めそうで意外と読めないかも!「楊柳」正しく読めますか?

日常でちょこちょこ見かける日本語でも、読めないままスルーしているものって意外とたくさんあるものです。たとえば「月極」「定礎」「早生」など。なんとなく読めそうで実際はあやふやな言葉、あなたにも覚えがありませんか?

本日の日本語クイズは、そんな「読めそうで意外と読めない日本語」から。お題はこちら!

「楊柳」

ファッション誌やアパレルサイトの商品説明欄などで見かける日本語ですが、いざ読もうとすると口もってしまうかも。あやふやなままスルーしていた!という人は、この機会に読み方をマスターしちゃいましょう。

「楊柳」という言葉、1文字目のという字は見慣れないかもしれません。ヒントを出すと、同じ楊の字を使った言葉には「楊枝」「楊貴妃」などがあります。

そして2文字のという字、こちらは「やなぎ」と訓読みすることが多いですが、今回は音読みで読んでみてください♪

……さて、「楊柳」の読み方が想像できましたか? ではさっそく正解を見てみましょう。正解は、こちら!

「楊柳」の読み方、正解は「ようりゅう」でした。

ちなみに小学館デジタル大辞泉によると、楊柳という言葉の意味は次のとおりです。

1 やなぎ。

2 縦方向に細長いしぼのある織物。また、そのしぼ。

「しぼ」というのは、糸のより具合織物の表面に現れる凹凸や、紙・皮革などの表面につけたしわのこと。楊柳の生地は凹凸があるので肌にまとわりつきにくく、サラッと涼しい着心地のため、夏向けの衣類によく使われています。

見慣れた日本語が少しだけ新鮮に見える、CanCam.jpの日本語クイズは、毎朝6時に更新中です♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね。

(豊島オリカ)

 

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