「会社」という空間で快適に過ごすには「世渡り術」が必要です。
と言っても、何かズルするわけではありません。「快適な会社」に必要なのは、結局は「快適な仕事」。そのために、さまざまな工夫をしていこう!というお話です。
『AneCan』6月号の「“できる人”を見習う!“素敵な人”をマネする!仕事術」という特集から、そんな「快適な会社」「快適な仕事」のためのアイディアをご紹介します。上司や取引先の人など、実際にお手本となる人がいて、見習っている仕事術。参考になります!
●結論から先に話す
(マネジメント会社勤務/山川恵美さん・31歳)
最初に話した言葉が印象に残るものと上司の話を聞くたび感じています。理由から説明するのではなく、結論を言ってから理由を話す伝え方に変えたら、趣旨が伝わりやすくなりました。
●「それ“で”いい」ではなく、「それ“が”いい」と言う
(IT関連会社勤務/川瀬絵里菜さん・28歳)
上司に書類のチェックを受けたときの“GOサイン”の言葉。たった一文字の違いですが、“が”だとしっかり評価してくれていると感じます。“で”だとあまりよくなかったのかなと不安になるので、私も“が”と言うように心がけています。
●後輩をフォローするときは雑用を手伝う
(看護士/原麻奈美さん・30歳)
仕事に追われていると、全面的に助けてくれるのではなく、「誰がやっても一緒だから」の優しい言葉とともに雑用を手伝ってくれた先輩。感激と同時に、私を育てるための甘やかしすぎない対応に感謝。
●手書きコメントで対応する
(IT関連会社勤務/高橋麻衣さん・27歳)
資料をメールで送信し確認を依頼すると、自分で印刷し手書きのコメントを記入してから返却してくれる上司。「ちゃんと見てくれたんだ」とうれしくなり、私も見習うことにしました。
●ミスをしたときに言い訳せずに謝る
(IT関連会社勤務/玉村麻衣子さん・32歳)
後輩がミスをしたときに、すぐに「申し訳ありませんでした! 完全に僕の判断ミスです」と報告している姿を目撃。解決策や言い訳ばかりを考えて、“謝る”ことをおろそかにしがちだった自分を反省しました。
●名刺交換したときに相手の名前をすぐに口にする
(IT関商社勤務/角田莉紗さん・30歳)
初対面の名刺交換直後に、私の名前を読んでくれた取引先の方。呼ばれた側はインパクトがあり、とても印象に残ります。私もマネして相手の名前を口にするようにしたら、相手の顔も名前も覚えられて一石二鳥と実感。
「世渡り術」と言うと不真面目なイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最終的には“相手のことを考えて接する”ことで仕事がスムーズに進み、結果としてみんながハッピーになる「ポジティブ世渡り術」のご紹介でした。ひとつひとつは小さなアイディアでも、今日から実践すれば「会社生活」が大きく変わるのではないでしょうか!(さとうのりこ)
(『AneCan』2014年6月号)
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