よく知っているモノの名前でも、漢字表記だと全く読めないこと、ありますよね。とくに普段ひらがなやカタカナで見かける「釦」や「分葱」「石決明」などは、パッと見て読める人は少ないかもしれません。
そんな「知っているのに読めない」日本語シリーズから、本日チャレンジしていただくお題はこちら!
「善哉」。
こちらも読み方を聞けばおなじみの日本語なのですが、いったいなんと読むのでしょうか? もちろん「よしや」や「よしなり」ではなく、みなさんもきっと知っている言葉ですよ。
◆ここでヒント♪
ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「善哉」の意味は次のとおりです(一部抜粋)。
関西ではつぶしあんの汁粉。関東では餅に濃いあんをかけたもの。
「あっ、あれかな!?」とピンと来た方もいるのでは? ちなみにこの食べ物、「善哉」のほかに「善哉餅」という名前でもおなじみです。さらに大ヒントを出すと、最初の1文字は……「ぜ」です!
さて、もうお分かりですね? ではさっそく正解を見てみましょう。
◆正解は、こちら!
「善哉」の読み方、正解は「ぜんざい」でした♪ ぜんざいに漢字表記があるなんて、なかなか想像できませんよね。
ちなみに「善哉」という言葉は食べ物のぜんざいだけでなく、「よいと感じるさま。喜び祝うさま」という意味や、「実によい、そのとおりである、の意で、相手をほめたたえる語」としても使われることがあります。
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(豊島オリカ)