地味に困る!「マスクするとメガネくもる問題」を改善する裏技4つ

ちょっとした工夫で、マスクによるメガネのくもりを改善!


コロナ禍になり、マスク生活が長く続いていますね。この1年でマスクの種類や機能もかなり増えましたが、悩みはまだまだ尽きないもの。

例えば、最近問題になった「鼻出しマスク」。共通テストに臨んだ学生が、メガネが曇ることを理由に鼻を出してマスクを着用していたことで不正行為とみなされたニュースがありました。みなさんの中にも、マスクによる曇りに悩んでいる人は多いのではないでしょうか? そこで今回は、株式会社オンデーズの情報を元に「様々なメガネの曇り止め機能」をご紹介します。さっそく見ていきましょう!

 

メガネが曇る原因は「結露」


そもそも、なぜメガネが曇ってしまうのかご存知ですか? 曇りの主な原因は結露と同じなんです。真冬、ガラスにびっしり水滴がついている状態をよく目にしますよね。同じようにメガネも急激な温度差や湯気によって、空気中の水分がレンズに水滴として付くことで曇ってしまいます。つまり、マスクの中と外の温度差が曇りの原因ということです。

だいたいこれと似た現象。(c)Shutterstock.com

では、メガネが曇らないようにするにはどうすればいいのでしょうか? 次を見てみましょう。

 

対策①曇り止め機能のあるレンズ


ひとつ目は「曇り止め機能のあるレンズに変えるべし」。曇り止め対策のひとつに「防曇レンズ」があります。特殊なコーティングが施されており、一般的なレンズより曇りづらくなっているようです。通常のレンズよりは多少お値段が高くつくこともあるものの、レンズを丸ごと変えてしまえば悩みから開放され、一気に解決できます。

このくらい差が出るようです。

 

対策②曇り止めを塗る


ふたつ目は「レンズに曇り止めを塗るべし」。コンパクトで持ち運びに適したメガネ用の曇り止めがたくさん登場しています。少し手間はかかりますが、使ってみるのもアリですね。とはいっても、ジェルタイプであれば、きれいに洗って丁寧に水気を拭きとったレンズに適量を塗布して薄く伸ばし、表面が乾いたらティッシュなどで軽く拭きとるだけという手軽さです。色々と試して合うものを見つけるのも良さそうです。

 

ここまでは少しお金がかかってしまう方法をご紹介しましたが、もっと簡単なテクニックを知りたいという人も多いのではないでしょうか? ということで、この先は追加で何かを買う必要がない裏技を紹介したいと思います!

 

対策③マスクの上分をお顔に沿ってしっかりと折り目をつける


そもそも「マスクするとメガネがくもる」のは、マスク上部から漏れた息がメガネの内側に流れることが原因。というわけで、不織布マスクの場合は、マスク上部にあるワイヤーをしっかり折って鼻など顔のラインに沿わせるだけでも、メガネに流れる息が分散され、いつもよりもメガネがくもりにくくなるはずです。

対策④ティッシュを仕込む


4つ目、最後は「細く折りたたんだティッシュペーパーをマスク上部の内側に仕込むべし」。これはティッシュ1枚を細⻑くたたみ、鼻に当たる部分の内側に添えてからマスクを着けるというもの。鼻の周辺にティッシュとマスクが2重にくることで隙間が減り、息が漏れにくくなるとのことです。ティッシュをきちんと折り畳んでおけば、外から見ても分かりづらく自然に見えます。これも超簡単な裏技ですね。ティッシュはどの家庭にもあるものなので、すぐに試せそうです。

実際にこのティッシュをあてた状態でメガネをかけて、あえて鼻息をかなり荒くしてみてもマスク曇らず。効きます!

 

以上「様々なメガネの曇り止め機能」を紹介しました。レンズごと変えたり、曇り止めで特殊加工するものから、マスクの着け方をちょっと工夫するだけの簡単なテクニックまで様々な方法が登場しました。意外とすぐ実践できる改善策もあることが分かりましたね。悩みの程度は人それぞれ。自分に合った方法を見つけて、ストレスフリーのマスク生活が送れるといいですね♪(澤夏花)

情報提供元/株式会社オンデーズ