CanCam誌面登場で話題に!藤原大祐スペシャルインタビュー【後編】
今をときめく俳優たちが演じるCanCamオリジナルラブストーリーがカムバック♡俳優たちや演技の魅力を近距離で感じられる企画として、CanCam誌面では5月号にて『舞台俳優たちの妄想キュン劇場』をお届けしましたが、お楽しみいただけましたか?
CanCam.jpでは、「追い越された恋〜幼ななじみだった年下彼が看病に〜」で主演を務めた、藤原大祐さんのスペシャルインタビューをお届け!誌面には載っていないカットも満載です♡
藤原大祐さんのお仕事&プライベートを深掘り!
──初めて演技をした時はどうでしたか?
今度公開される映画の『愛のまなざしを』が初めて演技をした作品なんですけど、その時に初めて台本というものを見たんです。普通の本と違って基本的に会話しか書かれていないので、「テレビの裏側ってこういう感じなんだ」って思いました。その時もただ台本を覚えて現場に行くっていう感じで、現場に身を任せていましたね。でも最近は、ある程度自分の中で手数を作ってから行くようにしています。完全に決めきっちゃうとそれ以外できないので、あくまで現場ベースでやるようにしています。
──役作りは具体的にどんなことをしていますか?
台本を読んで役と自分の共通点を探しています。相反する役だとしても絶対どこかに共通点はあるんですよ。それを見つけて自分と役の掛橋にして頑丈にしていく感じですね。でも作品ごとに大きな発見や変化があるので、今も模索中ではあります。
──共通点が見つかりづらかった役はありますか?
配信ドラマの『中3、冬、逃亡中。』の役かな。それが演技する2作目だったんですけど、両親が離婚して新しい母親に性的虐待されるという壮絶な役で。14歳になって母親より身長が大きくなったことをきっかけに母親と父親を殺して逃げるという逃亡劇の話だったんですけど、正直まったく理解できず……。その時はお芝居がどういうことかもまだわかっていなかったので、勉強させていただく気持ちで台本を覚えて現場に行って。とにかく現場の空気に身を任せて、そこで学んで今の役作りの方法にたどり着いた気がします。
──役者を始めてまもなく3年目。意識の変化はありますか?
物ごとをよく見るようになりました。どんな物でもどんな事象でも必ずどこかに活かせるのが役者のいいところだと思っているので、生活の色んな部分で引っ掛かりを探して、その時の感情を芝居にも活かせると自分の表現にもなるのかなと思って、色々と探したり見たりしています。「あれシュールだな」と思ったら、「何でシュールなんだろう」とかを考えるようになりました。
──表現のどこに魅力を感じていますか?
自分じゃない誰かの人生をそのひと時だけ歩めるというので得した気分になれることと、あとはやっぱり届いた時ですね。作品が世に出て誰かの心に届き、その人の人生の楽しい瞬間になれているというのがいちばん大きいかな。作品を観ていただいて完成だと思うので、メッセージやコメントで反応を見た時にうれしいなと思います。
──今後やってみたい役はありますか?
学生役はやってみたいですね。けっこう大人の方がやることが多いと思うんですけど、リアルな年齢で演じてやるぞっていう気持ちはあります。正統派を演じることが多いので、いちばん後ろに座っている金髪のヤンキーみたいな役をやってみたい!でも最後負けるかいい人になって終わるみたいな話がいいですね(笑)。
──ご自身の学生生活は?
ムードメーカーなのかな?友達はめっちゃ多いですね。人を笑わせるのが好きなので、常に面白そうなところを探しています。
──クラスの中心的存在なんですね!こういう役者になりたいという理想はありますか?
「藤原大祐の出ている作品はとりあえず観ておこう」と言われるような役者になりたいです。続きを観てもらえるかは僕が努力する部分だと思うので、まずはこの人が出ているから1話観てみようと思われる人になることが目標ですね。
──今、プライベートで大事にしている時間は?
ピアノを弾いている時。極上の時間です。ステイホーム期間は、1日お休みがあれば10時間ぐらい弾いていました。もう爪とか剥がれるんですよ(笑)それでも弾きたい。音が気持ちいんですよ。2歳半から始めて、途中でクラシックからジャズピアノに切り替えて今も続けています。
──ジャズピアノの魅力は?
自分で音を奏でられるところです。クラシックはもともとある曲を楽譜を見ながら演奏していくっていうのが主流で、ジャズは基本的には右手のメロディがちょっとだけしか楽譜に書かれていないので、あとは自分のアドリブ。左手もコード進行のアルファベッドだけしか書いてないので、自分で弾きたい音を決められるんですよ。自分にしか弾けない曲を弾けるというのが楽しいんですよね。流行りの曲を自分なりのコードや弾き方にして弾き語ったりとかしています。
──普段聴く音楽もジャズが多いですか?
弾くのはジャズなんですけど、聴くのはクラシックが好きですね。でも普通にポップスも聴くし、R&Bもめっちゃ好きです。独特なテンポ感が好きなんでしょうね。ジャズをやっているのも唯一無二のリズムを生み出したいんだと思います。
──ピアノに歌、さらにダンスやバスケなどもされるんですよね。多趣味ですが、今ピアノ以外に夢中になっていることはありますか?
キックボクシングは週2くらいで行っています。腹筋が割れます(笑)。いちばんいい体を作れるスポーツであり、いちばん疲れるスポーツだと思うんですよね。自分にSなタイプなので、毎回トレーニング後は倒れ込むくらい追い込んでいます。
──今後チャレンジしたいことはありますか?
今、ゴルフもやっていて。去年の夏ぐらいに始めて今何回かコースを周ってるんですけど、100を切りたい。親も友達もやっていて一緒に回りたくて練習してるんですけど、今は120くらいでまだまだなので……!色んなことをやりたいタイプなんです。それこそ役者は色んなことができるので楽しいです。
──毎日絶対しないと嫌な習慣はありますか?
ふたつあって、朝シャワーとヨーグルトを食べることです。朝シャワーは、夜に適当に髪を乾かすからか寝癖がすごくて人様にお見せできないので(笑)、整えてから家を出たい。夜と朝の2回入ります。潔癖まではいかないけど極度のきれい好きなのかも。あとは、毎朝のヨーグルトとグラノーラ。去年の秋から急にハマって、1回で400gのパック1個食べています。だから、藤原家の冷蔵庫には常に400gのヨーグルトが4つくらいあって。
──ハマったらとことん、なんですね。
ハマったらとことんだけど、すぐ飽きるタイプですね。でもヨーグルトに関しては長いかも。食べようと思えば無限にいける!体にいいとはいえ、さすがに食べ過ぎはまずいなと思ってやめますけどね(笑)。普段甘いものは食べないので、朝起きた瞬間のヨーグルトが最高。ご褒美です。グラノーラは家で母親が作っている甘さ控えめのもので。どちらかというと、グラノーラを食べたくてヨーグルトを食べているという感じですね。地方にいる時もグラノーラは持って行きます。
──朝シャワーと朝ごはんがあるから、起きるのは早い?
出る1時間半前くらいには起きますね。そのうち1時間くらいは朝ごはんを食べる時間。ドラマの撮影期間中は夜中に帰ってきて早朝に出るということもあったので、そういう時はさくっと食べるだけなんですけど、基本的には朝時間を大事にしています。
──お洋服も好きとのことですが、普段はどんな服を着ますか?
色々着ますね。ヴィンテージも着ますし、ジャケットも好きで、蝶ネクタイをつけたり、ネクタイを巻いたりとかもします。スカーフも好きですね。6、7枚持っているかな?普通じゃない巻き方をしたり、今は何かしら首に巻くのにハマっています。この春はジャケットとTシャツとかを着たいので、細めのネクタイを今探しています。色々できるからファッションって楽しいですよね。
──参考にしているものはありますか?
コレクションとかも見ますけど、基本的に自分の目で見ていいなと思ったものを買っています。直感でいい!と思ってすぐ買うこともありますが、悩む時はとりあえず保留。そうしないと際限なくどんどん買っちゃうので(笑)。最近は買い物に行けてないけど、行ける時は頻繁に行きます。
多趣味で多才な藤原大祐さんのプライベートのお話、いかがでしたか。これからの活躍も、引き続き目が離せません!
2003年10月5日生まれ、東京都出身。2019年デビュー。昨年、ドラマ『おじさんはカワイイものがお好き。』、『恋する母たち』に出演し話題に。4月9日〜11日に開催された『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 〝OVER THE RAINBOW〟』に出演。今年、出演映画『愛のまなざしを』も公開。
「Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2021 “OVER THE RAINBOW”」DELAY VIEWING
開催日:2021年5月8日(土) 17:00開演
会場:全国各地の映画館
【出演者(50音順)】
石賀和輝/太田将熙/甲斐翔真/小関裕太/鈴木仁/富田健太郎/新原泰佑/兵頭功海/福崎那由他/藤原大祐/細田佳央太/松岡広大/溝口琢矢(9日19:00公演、11日18:00公演のみ)/渡邊圭祐
【公式HPはこちら】 https://www.handsome2021.com